Tuesday, May 30, 2006

1/6 ドールカスタム マリー 2


今日の画像は1/6ドールカスタムのマリーのアップです。昨日に引き続きカスタムについてや小物について書いていきたいと思います。

カスタムについてですが、これといった新たな試みもなく。いつもの通り髪の毛をお湯パーマでクルクルにし、8mmブルーのアクリルアイを入れ、まつ毛をつ け、化粧をしました。ただいつもと違うのは素体です。これはFashion Fever Barbieではなく、Halloween Wishes Barbieです。ハロウィンの時のバービーで、魔女のようなコスプレで、化粧もそりゃ派手なものでした。でも素肌が白いのと髪の毛がプラチナブロンド だったので「カスタムしてみたらどうなるだろう」という好奇心で手を出してしまいました。

ドレスについては昨日書いたので、今日は帽子について書きます。もともとバロック、もしくはロココ調を意識したカスタムだったので帽子はいらんだろう、と思っていました。あの時代は 髪の毛を高く盛り上げ、てっぺんに船をおいたりするのが主流でしたから。でもこのカスタムはそういう貴族のお姫様が外に遊びに出た時、というのを意識して いたので(これは髪の毛のカールがフワフワでかわいかったため、髪の毛をまとめるのがもったいなくなってそういう設定を追加したのですが)、派手な帽子を 被せようと。帽子もこの時代のは小さいけど装飾がすごい、というのが多いのですが、あえてつばの広い帽子を作ってみました。

帽子は厚紙で帽子の形を作り、その上にドレスと同じ布を貼付けました。貼付けるのはいいけど、帽子の上の部分とつばの部分はバラバラに作ったので、これを どうくっつけようかと。糊でくっつけるのは無理だったので糸で縫い合わせました。それにレースをつけ、リボンで結んで飛ばない様にしました。装飾はレース を丸くしたものの上に出来合の水色の花&葉とピンクのフェルト生地で薔薇を作り、それを縫い付けました。ピンクの薔薇が思ったよりも大きく野暮ったくなっ てしまいました。出来ればミニチュアの造花なんかをつけるともっといいですね。羽をつけるというテもあります。

ドレスを着せ、ネックレスもつけ、帽子をかぶせたら完成です。

Monday, May 29, 2006

1/6 ドールカスタム マリー 1


今日の画像は1/6カスタムドールの「マリー」です。マリー・アントワネットをちょっと意識したドレスを着ているので。

「襟ぐりはあける」「袖を何重かにしてひろげる」「スカートも何重かにしてふくらませる」というのをしっかり覚えておいて作りました。時代衣装というのは調べれば分るんですけど、結構うるさいもので、「この時代のドレスはこういう形!」とか「この時代のドレスはこういう色だけ!」とかあるんですね。でもそういうの気にしてたらいつまでたっても進まないので、思い切って自分が好きなようにデザイン&制作しました。

苦 労が多いドレスです。まず、ピンクのシフォン生地がもう駄目。薄い布は扱いが大変です。きれいなんですが。ドレスの上身頃と一番下のスカートは同じ布なんですが、 白いコットンに模様があります。それを後ろにひくように、長目に作り、上にピンクのシフォンのオーバースカートを重ね(これは裾に共布でフリルをい れ)、さらに一番上に刺繍入りのレースのオーバースカートを重ね、、、とにかくボリュームがすごいです。袖は2重になってまして、下にシフォン、その上に シフォンの袖口にレースを縫い付けてあります。これは「姫袖」と呼ばれるスタイルで、手先にいくほど広がります。

ドレスの説明だけで も充分長くなります。こういうタイプのドレスはバッスルといわれる、枕みたいなのを腰にまいて、それでお尻の部分をボコっとふくらませます。今回はその バッスルを使わずに、ドレスのボリュームをうまいことコントロールしてお尻部分をボコッとさせました。

Sunday, May 28, 2006

ミニチュア 編みぐるみ カスタムドール 夢の共演。


これは稲垣法律事務所さんの 4月のトップページとなった写真です。 ミニチュアは個別に紹介しましたので、詳細は省かせて頂きます。あのミニチュア達をこういう風に使ってみました。編みぐるみとバービーの共演です。イメー ジは「アリスとゆっきーのお茶会」です。あのケーキやお菓子達がテーブルに所狭しと並んでおります。なんとも贅沢。ゆっきーが小さいのでバービーがそれに 合わせるように地べたに座ってたりします。お菓子とかの並べ順も結構考慮しました。なのに、一番出来のよろしくないケーキが手前にきていたりします。

普通ミニチュアと呼ばれるものは1/12の縮尺サイズです。それでバービーは1/6サイズ。これはバービーに 合わせたミニチュアなので1/6のミニチュア となりますね。この時にはこれでいい、と思っていたのですが、思い切ってゆっきーサイズにして1/12にしても良かったかもしれません。小さいケーキを食 べるバービーはそりゃあかわいいんではないかい?ということで今度からバービーとゆっきーの共演の時には1/12のミニチュアを作ろうと思います。さらに 小さくなります。

注意:ティーポットとティーカップは陶器の出来合の物です。私の手作りではありません。陶器で強度があっていいんですが、ミニチュアとしては大きすぎるんじゃないかなぁ、と思います。

Saturday, May 27, 2006

編みぐるみ もも


今日の画像は編みぐるみの「もも」です。私が編みぐるみを作り出してから、私の妹が「是非ももさんを作ってくれ!」というので、作ってみました。ももさんとはうちの実家で飼っていた犬の名前です。ももさん、20年くらい生きました。去年大往生しました。座敷犬としては大きすぎましたが、何故か家の中で飼われ ておりました。そんなももさんです。

この編みぐるみは作品の出来としてはそれほどよくないかもしれません。なんかヨタっとしてるし。でも、ももさんにそっくりなんですよ。このヨタっとした所といい長い顔といい。

Friday, May 26, 2006

ミニチュア 飴たち


今日の画像はミニチュアの飴です。これは去年のハロウィンの時に使ったものです。ペロペロキャンディー4種と普通の 飴3種です。ペロペロの方はもっと毒々しい色使いにしても良かったんですが、柔らかい色を使いました。あまり毒々しいとそちらの方にばかり目がいってしま いますから。それと普通の飴3種はペロペロを作った残りの樹脂粘土で作成しました。丸めるのは簡単なんですが、それをサランラップでくるんで両端をと めるのが大変でした。サランラップはねじっただけじゃとまらないのです。だから白いミシン糸で結んであります。糸を見えないようにとめるのが、これまた大 変でした。他にも色つきのセロファンとかで包む野望もありましたが、色つきのセロファンだと飴の色が見えなくなってしまうので、かわいいマーブルの飴が見 えるようにとサランラップを選びました。やっぱり中身が見えないとね。

Thursday, May 25, 2006

編みぐるみ 制作途中のミニゆっきー


今日の画像は制作途中のミニゆっきーです。なんで完成写真を載せないのか?とお思いになるでしょうが、これ6月の稲垣法律事務所さんのトップページで使う予定で、ネタの詳細はその月にになるまで秘密にしようと、この仕事を引き受けた時から決めていたので、まだ完成写真は載せません。

昨日のゆっきー2号ですが、完成してあまりのかわいさにゆっきー2号の名前はやめて、ちゃんと違う名前をつけました。今日は次の編みぐるみを完成させまし た。それがこの写真のミニゆっきーです。バラバラなのはバラバラな時に撮ったからです、当たり前ですが。ミニというくらいなので小さいのです。50円玉と 比較してみてください。これらを縫い合わせ、さらに耳やしっぽ、顔の刺繍をします。もう出来上がったのですが、これがまたかわいい。。。小さいものはかわいいです。ちなみに私の編みぐるみで一番小さいのは体長2.7cmのミニミニあつし君だったりします。未だに去年のクリスマスツリーのてっぺんで星を頭に いただいたままテレビの横にいたりします。

キャストは揃ったので、今度はミニチュア作りに入ります。

Wednesday, May 24, 2006

編みぐるみ 制作途中のゆっきー2号


今日の画像は6月の仕事の一部です。ゆっきー2号を編んでいます。これがまた問題がありまして、ゆっきーは一人でがんばってもらおうと思ってい たので、編み図を残しておらず、去年の12月ぶりにゆっきーを編むハメになったのです。ゆっきー1号は本当に適当に作ったので細かい事を覚えてないんです ね。それでゆっきー1号をじっくり見ながら編んでいるんですけど、あ、1段多いな、とかあれ?なんで目が少ないの?って常に格闘な訳です。

で、画像のゆっきー2号の制作途中の頭なんですが、作ってて笑いがとまりません。だって、頭が微妙に巨神兵(漢字あってるかな?)を彷彿とさせるトンガリ ようなんですものよ!なんでこんなになっちゃったんだろう。。。 出来上がったら頭を上から押さえてこのとんがりは凹ませます。しかも顔がちょっと長いし。

Tuesday, May 23, 2006

編みぐるみ うさぎ


編みぐるみを作っていると同じ色の毛糸で編み続けると飽きてしまいます。飽きるのが嫌なら飽きる前に出来上がるように小さいものを編む か、他の色の毛糸と使って縞縞の模様を入れてみるとか、そういう工夫をする訳です。私の編みぐるみが小さいのは、飽きる前に編み終わるために小さいのと、 元から小さいものが好きだからというどうでもいい理由があったりするわけです。

で、飽きるよりも恐ろしいのが編んでて嫌になることです。特に毛糸がからまってしまった、とか、目を飛ばした、形が思うように編めてない、となると本気で 編む気がうせますね。

このうさぎはアンゴラ100%の毛糸で編んだのですが、かぎ編みの悲しい欠点で、本来フワフワの面が表にこなければいけないのですが、裏側にフワフワがき てしまうのです。私はこういうフワフワ感を大切にしたい時には、編んでひっくり返して裏面を表にします。このうさぎはひっくり返してないバージョンです。 ひっくり返さないとこういうチクチクした感じになります。それでもアンゴラ100%なので、かろうじてフワっとしている訳ですが手触りがあまりよろしくな いです。よろしくないといってもアクリルの毛糸で編んだものと比べるとこちらの方が断然いい訳ですが。

このうさぎを編んでいる時に「あぁ、このフワフワが全部裏になってしまうのかぁ」と思うとそりゃもうやる気が失せてしまって大変でした。ちなみにこの子の体調は座ると5cm、立たせると 8cmくらいです。下から覗き込むような目をしていてかわいいんですよ。

Monday, May 22, 2006

編みぐるみ あつし君 4号


ブログの作品紹介も毎日違うジャンルをやればいいんですけど、ついつい写真のストックの問題で同じようなのが続いてしまいます。そんな今日は編みぐるみ・ あつし君シリーズ4号君の紹介をします。あつし君シリーズいったい何号までいるんだよ!って思ってるでしょうね。どんどん出していきますよ。みんな「あつ し君」ですけど顔が違いますから。安心してください。

この4号君は最初からポーズをとっています。そのように手足を縫い付けてあります。このポーズは猫がよくやる背伸びです。「ん〜〜〜〜〜〜」ってなってる ところです。しっぽも上にピンとたてています。この背伸びが一番よく見える角度がこの写真の角度でして、他の角度から見ても面白い表情が伺えます。真正面 から見たら顎と喉しか見えないので、かわいいですけど、背伸びのポーズが一番よく見えるこの角度の写真をアップしました。本来もうちょっとお尻を上にあげ ているのですが、写真を撮る時にその辺をあまり意識しないで、ポンっとおいて撮ってしまいました。背伸びというかグデ〜っとしてますね。

材料はアンティークレース糸、刺繍糸、縮緬です。この子の首輪は青です。あつし君シリーズも慣れてくると編むのもそれほど大変ではありませんが、この首輪 を作るのが一番大変だったりします。細く裏表で縫い合わせた縮緬を表にひっくり返すのが大変です。爪で無理に引っ張ると布は破れるわ、爪は折れるわ。。。 ピンセットで引っ張りだすといいですね。その中に綿をつめて口を縫いとめます。とにかく縮緬というのは伸びやすいしもろい。そんな布で小さなものを作るの は大変なのです。でもあの独特の質感は縮緬じゃないと出せない。

あつし君あと4匹いますので、気長にお付き合いしてくださるとうれしいです。

Sunday, May 21, 2006

球体関節人形 目を入れました。


今日の画像は作りかけの球体関節人形の途中経過です。やっと目を入れました。目を入れると柔らかい雰囲気になりました。本当は顔に下地と上塗りをしてから 目を入れようと思っていたのですが、そうするには一度体を組み立てないといけないし、組み立てる時に目が邪魔にならないか調べないといけないし、それから また目をはずして上塗りして頭をつけて、うんたらかんたらやってたら簡単に目を入れる機会をのがしそうで、今のうちに入れておくことにしました。比較的最 後の辺で首の穴から目を入れる事も出来るそうですが、私はこれが1体目の作成であり、首の穴は最後の辺には小さくなってそこから指を入れて目をきっちり くっつけるのは無理なんじゃないか、という判断です。

目はガラス製の緑色で、とてもきれいに出来ています。本当はグレイの目にしたかったんですが、注文したら品切れということでした。目を入れてから「あ、まつげつけるの忘れた」と気付きましたが、この子は男の子だし、まつげなくても大丈夫なんじゃないかなぁ、と今のところ思ってます。早く完成させて出来上がりを見たいです。

今はこの人形の関節の部分を作っています。球体関節人形というくらいですから関節は球でつなぎ合わせます。で、今はその球を製作中です。これがとても大変 で、真円を作らないと後々人形の稼動性に問題がおきます。丸い粘土を真円に近づけるために延々と目の細かいヤスリで削っていきます。大変だけど楽しい作業 です。

Saturday, May 20, 2006

編みぐるみ あつし君 3号


猫の編みぐるみ「あつし君」通称「あっくんシリーズ」なわけですが、私も何を考えていたのか、色んなあっくんを作り続けておりました。この子は3号君です。3号君は他の子と違って稼動性に優れています。その秘密は「骨」だったりします。

まぁ、秘密というほどのことでもないんですが、手足の中にシルバーのワイヤーが仕込まれておりまして、そのせいで手足を自由に動かしてポーズをとらせるこ とが出来るんです。足に入ったワイヤーのおかげで自立も楽に出来ます。ですので写真撮影には本当に役立ってくれます。

私の作るミニチュアの編みぐるみの猫には平安時代の首輪が付けられております。

Friday, May 19, 2006

ミニチュア 三色だんご


今日の画像は「三色だんご」です。これは去年の4月の「稲垣法律事務所」さんのトップページで使用したものです。4月=お花見=花よりだんご=3色だんご、です。前に紹介した「花ちらし」もお花見で使用しましたね。

3色だんごということで、色を淡くだすのに苦労したようなしてないような。それよりもこの時は竹串を細くさくコツをつかめてなかったので、そちらの方に苦 労したような。だんごのモチっとした感じがよく出ていると思います。私は3色だんごなんてここ数年お目にかかってないので実物がどういうものかよくは 知らないのですが、このだんごには片栗粉をまぶしてあります。だんごって粉がまぶしてありますよね?あの要領と同じです。片栗粉を使用したのは、前にも書 いた通り、本来ならシナリーパウダーを使うのですが手に入らないから代わりに片栗粉です。本当に軽くまぶして絵筆で余分な粉を払い落とします。

Wednesday, May 17, 2006

1/6 ドールカスタム ネックレス


今日の画像はまだ世間に出してないカスタム人形のネックレスです。この子はとってもゴージャスなドレスと帽子をお召しになってるのですが、首もとが大き くあいたドレスでネックレスなどの装飾品がないと、なんだかなぁ、という感じだったので作りました。

だいたいこういうデザインでいこう、と決めてビーズを買いにいき、さんざん悩んでこういう物が出来ました。4連のネックレスです。透明ビーズとピ ンク3色の組み合わせです。きちんとグラデーションになるようにしました。ピンクのビーズって下手したら安っぽい色ばかりで出来上がりも安っぽくなってし まいがちです。ですので透明ガラスビーズを基本としました。

適当にビーズを通して作りましたが、使ったのがシルバーワイヤーではなく透明 のナイロン紐だったせいか、ダランとなるべき所がダランとせずにハネまくってます(^^;;;)。小さい人形サイ ズなのでナイロン紐はビーズくらいの重さなんて屁とも思わない訳です。これがある程度大きな人間サイズのものなら、ビーズをたくさん使用しますし、その 重さでダランとしてくれるでしょう。

それでも色合いも良いし、ドレスとも合っているので「これで良し!」なんですが、この子はゴージャスな帽子をかぶるため、このネックレスが半分くらい帽子のリボンで隠れてしまう、というなんともお茶目な結果を伴ったのでした。

Tuesday, May 16, 2006

1/6 ドールカスタム 不思議な国のアリス ウサギ 3


今日の画像は引き続き1/6ドールカスタム「不思議な国のアリス ウサギ」です。ドアップです。素体がいいのでそこまで手を加えていませ ん。本来ならもう少し顎を削り顔をほっそりさせたり、口を削って小さくしたりしますが、この子は口紅の色も良く、手を加えたのは目の周りだけです。

目を大きなアーモンド型にして、キリッとした口元とマッチさせまし た。目はアクリルアイの8mmを使用。グリーンの目です。アイシャドウもベージュ系でうっすらと。金髪なのでまゆげを茶色にしました。でも茶系ばかりだと 顔がボヤけてしまうので、アイラインとまつげは黒にしました。

化粧はいつもアクリル絵の具を使うのですが、私の持っているセットは色が豊富じゃなくて基本色だけのやつです。ですので使いたい色は自分で混ぜて作る訳で すが、アクリル絵の具は乾燥するのが早く、せっかく色を作ってもすぐに固まって、かといって水でといて塗ると色が薄くなる、、、という繰り返しです。

Monday, May 15, 2006

1/6 ドールカスタム 不思議な国のアリス ウサギ 2


画像は昨日のうさぎさんの中くらいのアップです。時計がよく見えるでしょうか?この時計は樹脂粘土で作りました。時計の文字盤を描く時に手が震えました。。。小さいから。もっと洒落た模様も入れようと思ったのですが、文字だけで描く場所がなくなりました。

銀色の部分はエナメルの銀を使いました。でもエナメルって樹脂粘土に塗ると乾かないですね。塗って乾かす時に塗料が紙にくっついて、はがすときに少し塗料 がとれてしまいました。文字を描き終えたら上からタミヤクリアカラーの 透明を塗って乾かないエナメルをコーティングしました。銀色がメタリックでいい感じです。

作った時には気付かない事もこうして写真に撮ると見えてくるものですね。シャツの裾から出ている白い糸とか。。写真を撮る時に気付きそうなものなのに。燕尾服の上は裸の状態で合わせて作ったので、下にシャツを着るとピチピチ感が否めません。立て襟の部分ももう少し体にフィットするように作ればよかっ たなぁ、なんて思います。

Sunday, May 14, 2006

1/6 ドールカスタム 不思議な国のアリス ウサギ 1


今日は久しぶりに1/6カスタムドールの紹介です。ず〜っと載せようと思っていたのですが、もしかしたらこの時計の鎖をもっと細いものにした方がいいかも、、、と悩んでいて紹介できませんでした。結局鎖はそのままで。

不思議な国のアリスのうさぎさんです。うさぎはうさぎですけど、それを人形で再現してみました。どうでしょうか?なかなかの美人さんでうれしいです。

服は黒のコットンブロードで作りました。ちゃんと燕尾服になってます。燕尾がちょっと短めですが。。。パンツも同じ素材で。中に着ているシャツは白のコッ トンブロードで。黒のスーツだけだと寂しくなるので、レースをたくさん使ってフリフリのシャツを作りました。シャツは立て襟で襟がレースです。袖と裾にも レースをつけています。襟元は黒の細いリボンで結びます。燕尾服のボタンは偽パールです。

耳はアンゴラ100%の毛糸で編みました。それに白い細いリボンをつけているので首の下で結びます。時計も手作りで樹脂粘土で作成しました。それにアクセサリー用の鎖をつけてます。鎖が長いですが。。。

明日はこの写真のアップを載せます。

Saturday, May 13, 2006

ミニチュア 小鳥


今使っているカメラはオートフォーカスで撮ると楽だけど、オートでピントがあわない時があります。物に近づきすぎた時と光りが足りない時です。ミニチュア で、しかも夜に撮影すると必ずといっていい程ピントがあいません。それでマニュアルでピントをあわせるわけですが、、、最近やっとピントがあうようになり ました。10枚撮って9枚は失敗しますが。。。

そんなこんなで今日の画像はミニチュアの小鳥です。そこまで小さくはないのですが、注目して欲しいのは足です。これは竹串を細くさいた物なんですが、ちゃ んと2本足があるんですよ。写真の角度からは見えませんが。それとこういうものは左右対称に作るのが難しいですね。同じものを2つ作るというのは大変です。翼の大きさとか左右対称にするの大変でした。

Friday, May 12, 2006

ミニチュア カーネーション


昨日に引き続き、5月の風物詩「母の日」にちなんだミニチュア小物、カーネーションです。カーネーションなんて久しく見てないから、どういうものかすっか り失念しておりました。ですのでネットでカーネーションの画像検索をしまくって参考にしました。今は青や紫のカーネーションがあるんですね。なんか悲しげな色でした。

オーソドックスに真っ赤なカーネーションを作りました。いつものように樹脂粘土製です。赤にオレンジと茶色と黄色を少しずつ混ぜてカーネーション の赤色を作り、それを米粒の半分くらいの大きさに丸め、薄〜く引き延ばします。花びらは薄いのでそれを意識して本当に薄く、向こうが透けて見えるくらい薄 く引き延ばします。それからアルミホイルやサランラップの使用済みのあのギザギザの切り口、あれをこの薄く引き延ばした粘土に押しつけ花びらのギザギザを 出すために押し切ります。ギザギザに粘土がついて上手くいかない花びらも何枚か出来ましたが、それはそれでまた丸めて薄くのばして、、、リサイクルです。

茎の部分は中に竹串を細くさいたものを芯にして、緑色の粘土を巻き付け、その粘土にさらに灰色を足して葉っぱを作ってくっつけます。花の部分にこの粘土を 丸く巻き付けガクになるようにし、茎の先に木工用ボンドをつけて突き刺します。それで乾燥させてから、オーブンで焼きました。ですので、粘土の透明感がな くなってしまいましたが、固くなったので壊れにくいです。

Thursday, May 11, 2006

ミニチュア かしわ餅


今日の画像ですが、5月と言えば子供の日と母の日とゴールデンウィークしか思い出せない貧弱な脳みその持ち主の私ですが、、、かしわ餅です。かしわ餅ってミニチュア作る人は必ず作る物の一つじゃないですか?例にもれず私もちゃっかり作りました、去年。

樹脂粘土で作ったのですが、お餅やあんこの部分は簡単に出来るんです、色さえ出せれば。そこまで細かい作業を必要としません。問題は葉っぱです。かしわの 葉です。これも樹脂粘土で作ったのですが、まず薄〜くのばして、それを葉っぱの形に切るだけ。だけなんだけどこれが難しい!普段ならこういう作業はアート ナイフで切っていく私ですが、この時は葉っぱがカーブを描いているために、まゆげ切りハサミを使いました。あのカーブのあるハサミです。あれで葉っぱの カーブを切り、茎の部分はアートナイフで細く切りました。それからアートナイフで葉脈を付けます。

餅、あんこ、葉っぱが出来たらそれらを木工用ボンドでくっつけて乾かし、最後に粉をまぶします。ミニチュアの本とかには「シーナリーパウダーを使います」 と書いてあるんですが、近所のクラフトショップが出来るまでは、そういう物なんか手に入るはずもなく、困った私はアレを使いました。。。片栗粉です。結構 いいですよ、片栗粉(笑)。安いし。余計な片栗粉は丁寧に払いのけて完成です。

ですが、樹脂粘土って本当に劣化が激しいですね。このかしわ餅は質感を保つためにオーブンで焼いて固くしてません。ので、あんこの色が餅の白に移ってきて ます。あんこの浸食、、、なんかSFみたいだけど、現実には間抜けでせっかく上手に出来たかしわ餅が台無しです。また片栗粉は食用であるために虫がわくん じゃないか、と超虫嫌いの私はビクビクしてましたが、密封された容器で保管していたら大丈夫でした。キッチンとかに飾らない限り大丈夫なんではないでしょ うか?

Wednesday, May 10, 2006

ミニチュア チョコレート


今日の画像はゆっきーとミニチュアチョコレートです。一応チョコレートがメインです。ゆっきーは友情出演です。大きさ比較のための50円玉も友情出演です。

このチョコレートは去年の「稲垣法律事務所」さんの10月のトップ の小物の一つです。10月ということでハロウィンをやったんですけど、その時のお菓子のミニチュアの一つでした。


このチョコレートはいつものように樹脂粘土で出来てます。プレモという樹脂粘土の赤とか青とか緑とか、色んな色を混ぜてこのチョコレート色を出しました。 板チョコってブロック模様になっているので、アートナイフの角を器用に押し付けてブロック模様をつけました。それをアルミで包んで、その上から折り紙のえ んじ色を巻きました。折り紙にはちゃんと字を書いていて、「atsushi chocolate」と書いてあります。このチョコレートはあつし君が持っていたからです。出来上がりをこれまた器用に裂いて、チョコレートを覗かせまし た。きれいに包装が破れて安心したのを覚えてます。これに失敗したらまた最初からやり直しだから。

Tuesday, May 09, 2006

1/6 ドールドレス アリス ピンク


今日の画像は1/6ドールのドレス「アリス・ピンクバージョン」です。前にステイシーというカスタム人形を紹介しましたが、彼女が着ていたのがこの水色 バージョンでした。このアリスドレスシリーズは作るのが比較的簡単なので他にも色んな色で作りました。

このドレスはセットになっておりまして、ワンピース、エプロン、パニエ、ヘッドドレス、となっております。ワンピースとヘッドドレスは同じ布を使用。エプロンにはさくらんぼの刺繍を入れてます。ワンピースやエプロンはコットンブロードを使いました。ヘッドドレスの紐は細いリボンですが、ちゃんと薄いピンク 色ですよ。

所でこのマネキン良くないですか?これはFashion Feverの服を買うとついてくるんですよ。うちにはこのマネキンが1体しかないんですが、Ebay等ではこのマネキンだけを大量に出品している方もい て、そのうち5体くらい欲しいなぁ、と思っています。こういう1/6ドール用の実用的な小物が増えるとうれしいんですが。。。

Monday, May 08, 2006

編みぐるみ 行き倒れ君


今日の画像は編みぐるみの「行き倒れ君」です。本当は行き倒れじゃなくって昼寝猫ちゃん、くらいにしとこうと思っ たのですが、出来上がったらなんだか、お腹が減って途中で行き倒れている猫、もしくは眠くて布団に行こうとするんだけど途中で行き倒れた猫、という感じが 強く「行き倒れ君」という名前になりました。

この猫は結構昔に編んだもので、かれこれ3年くらい前になるでしょうか。うちの猫の編みぐるみはほぼ全て「あつし君」という名前で統一していて、この子も 「お昼寝あっくん」というイメージで編んだはずなのに。。。力つきても気持ち良さそうな顔をして寝ています。なんとも憎めない顔です。

使用した毛糸はカシミア70%アクリル30%の混合毛糸の灰色 と茶色の混ざったような色と黒です。この毛糸はオリジナルポンポンのピンクの毛糸と同じ物で、非常に手触りがいいです。モフモフしてます。綿をきっちり詰 めてないので握ると何とも言えない感触です。最高です。

Sunday, May 07, 2006

球体関節人形 目


今日の画像は目とか、です。目は薄い緑とナチュラルグレイというのを頼んだのですが、グレイの方が品切れらしくありませんでした。残念だ。まつげも人形用のが届いてうれしい!髪の毛は黒と白っぽい金髪の2種類を頼んだのですが、金髪は品切れ。

髪の毛はかつらを買うと高いので、自分でかつらを作ります。人形の頭に直接貼付ける方法もありますが、どうせなら色んな髪の毛の色を楽しめた方がいいです もんね。これから目の裏を削ってこの目を入れてみます。目を入れると印象が違ってくるんだろうなぁ。まつげはもっと毛が少なくてもいいと思っ たんですが、これが一番毛が少ないバージョンだったんです。

球体関節人形の粘土を盛りつけすると、乾くまでに時間がかかるので、その空き時間を利用して次の人形の設計図を描きました。次は女の子です。幼児体型に初挑戦です。

Saturday, May 06, 2006

ミニチュア いちごババロア


今日の画像はミニチュアのいちごババロアです。ちゃんとツブツブのいちごが見えるでしょ?カスタードソースがちょっとめくれてますね。

ババロアとかゼリー物というのは本来レジンを使って作ります。私もミニチュア造形を始めるにあたってレジンを買いました。が、このレジン、全く駄目でし た。ババロアはレジンで作ろうと決めて、器になるチョコレートのケースを用意し、それに色を付けたレジンを流し込み、樹脂粘土でいちごのツブツブを出すた めに、そのレジンが乾かないうちにツブツブを投入したんですが、レジンに溶けてしまい、しかもそのレジンはいつまでたっても乾かず。。。

レジンは説明書きにもある通り、ものすっごい臭いし毒です。マスクをしてレジンを流し込んだんですが、臭いが部屋中に充満して大変でした。あのにおい、頭が痛くなって吐き気がする。これからはレジンを使う事はないかも。。。大きな容器に入ったレジン買ったのに。

失敗したのでいつもの通り樹脂粘土でババロアを作る事にしました。幸い、ババロアは透明というよりもにごった色をしているので樹脂粘土でも大丈夫でした。 半透明の樹脂粘土にタミヤクリアカラーの赤を少しずつ練り込んでいって薄いピンクを出します。それに赤い樹脂粘土を細かく丸めたものをオーブンで焼き固くして、このピンクの樹脂粘土に混ぜ込みます。するとツブツブが潰れず、色も混ざらずきれいに仕上がります。出来たら上からタミヤクリアカラーの透明を2度 塗りしてツヤを出します。

いちごは前回作り置きしておいたのを縦半分に切り、アクリル絵の具の白を水で薄くといたもので模様を描きます。キウイは半透明の樹脂粘土にタミヤクリアカ ラーの緑を少しだけ混ぜて色を出し、同じく半透明の樹脂粘土に少しだけ白を混ぜたのを芯にして巻き、それを輪切りにします。それからアクリル絵の具の白で すじを描き、黒で種を描きます。添えられたミントの葉っぱは樹脂粘土の緑に黒を混ぜたもので作りました。

カスタードソースは木工用ボンドに白と黄色を混ぜたものをステンレスの平らな入れ物の上に丸く引き延ばして乾かしました。ですのでお皿の形にぴったりしな くて、写真ではちょっと浮き上がっている部分があります。カスタードソースは乾いたら上からタミヤクリアカラーの透明をぬってツヤを出します。

Friday, May 05, 2006

ミニチュア ハンバーグ


画像はミニチュアのハンバーグです。どうですか?このソースの光り具合!上の緑色はブロッコリーのバターソテー、真ん中のオレンジ色はニンジンのグラッセ、薄茶色の物体はベイクドポテトです。それとハンバーグ。

ブロッコリーは編み目に樹脂粘土を押しつけ、ウニュ〜っと出てきたのをつまんで軽くまとめ、柄となる粘土にくっつけます。ニンジンは面取りをきちんとした 形にしましょう。これにニスを塗ってテカリを出すのを忘れました。ポテトは、、、小さいよね、とりあえず。それに十字に切り込みを入れるのに、なかなか躊 躇して切り込めず、バターが乗っかる形に成りました。ハンバーグはこげこげという程こげてないですね。ポイントは乾く前に歯ブラシをこすりつけるようにし て、デコボコの風合いを出す事でしょうか。

Thursday, May 04, 2006

ミニチュア お皿 2


画像は今回「稲垣法律事務所」 さんで使用したミニチュアのお 皿です。料理がのっているのでお皿の絵が見えないだろうと、料理をのせる前に撮影しておきました。といってもあの料理は本当にのせてるだけなので、全て取り外し可能です。

お皿を作るといつも「どういう絵を描こうか な〜」と悩みます。セット物でお皿等を作ると良いかもしれませんね。後々便利。今回は単品用のお皿ということ で、全部違う模様を描いてみました。いつもの50円玉が大きさ比較のために活躍中です。これで大体、昨日載せたオムレツとかの大きさが分るんじゃないで しょうか?

一番上から時計回りに紹介させて頂きます。まず、一番上のお皿。これはデザート用のお皿で、 他のお皿よりも一回り小さいです。丁度いい大きさの 型がなく、ヘロヘロな作りになりました。デザート皿ということで、かわいい爽やかな絵にしようと思って、洋梨を描こうとしたら瓢箪になりました。ですので 追加でツルと葉っぱを描き足しました。

次はオムレツをのせていたお皿。これはさくらんぼの絵にオレンジと黄色の水玉模様。さくらんぼが微 妙な大きさ&位置になり、他に何をどう描き足せばいいの か分らなくなり、水玉模様を足しました。とても安易です。困ったら水玉!これは私の中の鉄則であるかのようです。

最 後はハンバーグをのせるお皿。こう いうお皿って一家に必ず一枚はありそうですよね。

今回はお皿を作る樹脂粘土をわざと薄くしてみました。すると変にクニャクニャしてしまってしっかりソリッドなお皿になりませんでし た。お皿を作る時には結 構厚めの粘土で作った方が良さそうですよ。薄い皿が作りたいなら、一度厚い皿を作って、それを丁寧にやすりがけしていくのがいいようです。めんどくさ がって最初から薄い粘土で皿を作ろうとすると、写真のようにヨレヨレのお皿しか出来ません。

Tuesday, May 02, 2006

ミニチュア オムレツ

予告通りミニチュア新作のアップです。こんにちは。ミニチュアのオムレツです。今月の「稲垣法律事務所」さんのトップページで使用したものです。5月といえば子供の日、、、じゃなくて、ゴールデンウィーク、、、でもなくて母の日です。毎年違うネタを提供するようにしていて、去年は子供の日をやったので今年は、う〜ん、何にしよう、とひと月ばかり考えておりました。

それでうちの母親とかが「あれはどうか?」などとネタ提供してくれるんですけど(何日か前のブログを参照下さい)、どれもミニチュアとしては無理っぽい感 じでした。その事を妹と話していたら「母の日はどうか?」と言ってくれましてね、、、母の日?何やるっちゅーねん。ミニチュアのカーネーションなんか作り たくないっつーのよ、とブツブツ返事したんですが、母の日ってカーネーションだけじゃないですもんね。お母さんいつも有り難うですもんね。

主役はゆっきーで、ゆっきーは子供なので(設定としては)、母の日に子供のゆっきーが料理を作ってあげるっていうネタはどうか?とたどり着きまして。それ からは早かったです。料理のミニチュアを作る事にしました。ハンバーグ、オムレツ、それとデザートにババロアを作る事に。

画像はそのオムレツです。このきゅうり!これが自分的に一番のヒットでした。きゅうりは薄い緑色を出すためにたくさん失敗しました。微妙に色の 違う緑色の樹脂粘土が山のように出来ましたよ。キャベツは薄ーく指で引き延ばしながら引きちぎって、トマトはヘタの部分で泣きそうになり、えびフライは ちゃんと火が通っているのか微妙な揚げあがりとなり、ポテトサラダはマヨネーズを和えすぎて何が入っているか分らず(ニンジンとキュウリが入ってます、も ちろんポテトも)。。。オムレツだってちょっと焦げ目の色が付きすぎて、、、見るからにおいしくなさそうな物体が出来上がりました。まさに私が料理したよ うです。

球体関節人形 顔 2


ミニチュアを載せます!と昨日言ってましたが、まだ写真の処理が終わってないので今日はまた顔です。この前の画像を比べてみて頂ければ分るのですが、目 の上の彫りを深くしました。本来ならもっとスッとした狐顔の少年を作る予定でしたが(まだそのつもりですが)、目の上をある程度窪ませないと変な顔になる んですよ。。。スッとした狐顔でも窪む所は窪 み、出る所は出てないといけないらしいです。

顔がまあ大体許せるくらいになってきたので耳を付けました。

耳も無事につけ終わって今はボディにうつってます。痩せた少年体型を目指しているので肋を彫りまくっていたら、ホネ ホネロックになって笑えません。肋浮き出過ぎ!粘土で修正します。後は適度に筋肉を付けたり、贅肉を付けたり、まぁやる事は山のようにあります。顔にかなり時間がかかったのですが、ボディにはどれ くらい時間がかかるか。