Thursday, April 30, 2009

1/6サイズ とんがり帽子




今日の画像はお友達からリクエストのあった1/6サイズのとんがり帽子です。頭のてっぺんがとんがりです。

かぎ編みを広めてきて、ドーナツとかエコたわしとかの編み方を伝授してきたのですが、今回はジェニー等のお人形さん用の帽子を編んでみたいとリクエストがありました。どういう帽子なの?と聞くと、こういうの、と絵を描いてくれました。それが今回のとんがり帽子です。エコたわし等で円に編む方法が分かったので、それを利用して帽子を作りたいんだけど、耳の部分をどうしていいか分からない、とのことでした。確かにちょっと難しいですね。

耳部分は帽子部分が編み終わったら所定の位置に編み足していくと出来ます。最後に三つ編みを作って完成。とんがり部分は「わ」の目数を少なめにして強調します。

で、お友達が作ったのを見たのですが、なんとその方はジェニーではなくバービーにかぶせていました。バービーはジェニーよりも頭周りが小さいのでブカブカに。ということで、次はバービーサイズのとんがり帽子の編み方を教えることになったのでした。

Sunday, April 26, 2009

1/6サイズの和風楕円バッグ



今日の画像はリクエストで作った1/6サイズのお人形さん用の和風楕円バッグです。

籠部分は紅茶染めしたレース糸で編み、上は黒地に梅のコットンで作りました。紐部分はピンクのリリヤンです。籠の底が楕円なので楕円バッグです。他にも底が丸のバージョンもあります。簡単に作れるし、使用する素材もちょっとで済むので、色んなバッグを作って楽しむことが出来ます。小さいのですぐに作り終えますしね。着物を着たジェニーちゃんに持たせてみました。

Friday, April 24, 2009

琴爪入れ なすび


今日の画像は琴爪入れのなすびです。野菜の琴爪入れもあるんですね〜。

本に載っていた写真を見るとここまで小さいとは分かりません。が、実際に作ってみて驚きの小ささ!袋の口部分の口径が2cmありません。これは何を入れればいいのでしょう?

琴爪入れを作る時に、口べり布を縫い付ける作業をしますが、これには2通りありまして、内付けと外付けといいます。外付けの方が初心者には向いているそうなのですが、、、ここまで口が小さいと外付けの時に大変です!もうこんな小さい口の琴爪入れは作らないぞ!と作り終えた後に思ったのですが、これから3つ続けて小さいのを作りました。細くて短い針を買ったら作業が楽になったのです。

紐先にウッドビーズを通してあるのですが、このウッドビーズの穴の口径がやたらと小さくて針とリリヤンが通らず苦戦しました。それから穴の口径の大きめのウッドビーズを買いに走りました。ナス本体は自分で染色した縮緬を使い、ヘタの部分は市販の緑地に白の絞りの縮緬を使いました。

画像では袋の中に綿を入れてないのでペッタンコですが、綿を入れてまるっこくするとより可愛さが増します。その様子はそのうちまた紹介していきたいと思います。

琴爪入れ 木蓮



画像は琴爪入れの木蓮です。花のさかりはもう過ぎましたが、春には木蓮がたくさん咲いて綺麗ですね。

この木蓮は普通の木蓮で、花弁の外側が紫、内側が白です。とても上品な形で気に入っています。花弁の中にはワイヤーが入ってますのでかっちりと形が決まっています。花芯の中には綿が入っており、この更に下が内袋になっています。とても小さな内袋です。紐先は小さな蕾です。毎度のことながら、使用した紫と花芯の薄い緑の縮緬と紐は自分で染色したものです。紫の色が木蓮にぴったりで嬉しかったです。

Monday, April 20, 2009

琴爪入れ 菊



今日の画像は縮緬の琴爪入れの菊です。古典柄で好きなのがこの菊と椿、それに竹と金魚と兎です。好きなモチーフなので作るのが楽しかったです。

菊モチーフはいくつか種類があり、そのうちの2つを作る予定です。一つ目の今回の菊は花びらが長いタイプの菊です。色は紫と黄色の古典色の組み合わせです。何故紫と黄色なのでしょう?本物の菊でこの色の組み合わせは見たことがない気がします。が、かなり古くからこの色の組み合わせがありますね。

花びらの枚数が多いのと、その一つ一つに針金を仕込んで形を整えるのとで、作るのは大変でしたが出来上がった時の喜びは大きかったです。針金の曲げ具合で花の開き方が違ってきますので、開き過ぎず閉じすぎずで苦戦しました。使用した布と紐は全て自分で染めたものです。黄色も紫も数種類ありますので、その中からどの色を使うかで悩みました。紐先は丸にして蕾にしてみました。

また葉っぱも2枚付けました。葉も菊特有の形をしていて、縫い合わせてひっくり返す時に綺麗に形が出せるか不安でした。葉脈は刺繍で、葉の表裏両方にしました。葉にも針金が仕込んであります。葉っぱをつけると華やかさも増すのですが、結構作るのがめんどくさかったりします。

Sunday, April 19, 2009

エコたわし レモン オレンジ


今日の画像は久しぶりにエコたわしです。エコたわしは結構色んな種類を作っていますが、あまり紹介していませんでした。レモンとオレンジのエコたわしです。

どちらもリクエストがあって作ってみました。レモンは比較的簡単だったのですが、オレンジにはかなり苦労しました。オレンジは輪切りでってことで、特徴があって簡単そうなのに、実は細かいところが難しかったです。何個も試作品を作り、最終的にこれで、というのが画像のものです。オレンジの実の部分ってオレンジ色なんですよね。でも皮と同じ色にしない方がいいかもしれないと、画像を見て思いました。微妙に違うオレンジ色の毛糸を探してこなければ。

レモンはレモン色とちょっとオレンジ色の強い黄色で作ってみましたが、こちらはとても爽やかで満足のいく仕上がりになりました。オレンジは編んだ後に房の刺繍をしたりしないといけないので、ちょっと手間がかかりますね。

Saturday, April 18, 2009

ハートとうさぎのストラップとセバスチャン






画像はストラップのハートとうさぎ、それとうちのうさぎのセバスチャンです。

ミニドーナツのストラップを作ってから、他にも色々ストラップを作りました。ハートのストラップはちょっと作ってみたかったのです。アクリル毛糸のちょっと太いので編んだので大きくなりました。ビーズをつけてアクセントにしてみました。

うさぎのストラップ、これはうちにいる兎のセバスチャンをペットショップで見てから作りました。去年のクリスマス前、11月頃でしょうか、セバスチャンはペットショップにいました。もうその頃にはちょっと大きかったのですが、それからずっと売れ残っていて、あまりにずっといるので心配になり、しょっちゅう通って様子を見ていました。クリスマスにはさすがに売れるだろうと思ったけど売れず。お正月には絶対売れるだろうと思ったけど売れず。バレンタインには売れてるに決まってると思ったけど売れず。その間にもセバスチャンはどんどん大きくなっていましたし、見に行くたびにやさぐれた表情になっていきました。私の誕生日まで残っていたら連れて帰ろうと決め(誕生日は3月の中頃です)、誕生日に「これでいなかったら笑いものだな!」なんて思いながら行くとまだいました(笑)。で、つれて帰ってきました。ストラップはそんな4〜5ヶ月の間にセバスチャンを気にするあまり作ったものです。

クリスマス前には他にも2匹兎がペットショップに入りまして、そのうちの1匹は垂れ耳の人なつこい可愛い子で愛嬌がありまくりました。もう1匹は人見知りでじっとして怖がっていましたが、白い毛皮に目の周りにアイラインをひいたような美形でした。その2匹はクリスマスには売れていました。垂れ耳の子とセバスチャンの仲が悪いらしく、お互いに警戒しあってるというか、馬鹿にしあってるというか、妙に面白い光景でした。垂れ耳ちゃんと人見知り君と勝手に名付け、その2匹もストラップにしてみました。茶色のブチが垂れ耳ちゃん、白いのが人見知り君です。ついでにセバスチャンの青い目バージョンも作ってみました。

で、本物のセバスチャンが最後の写真です。物陰からひょっこり顔を出してこっちを見ています。とても人なつこい子で、毎日お部屋の中を走り回り、廊下をパトロールし、美味しいご飯をたくさん食べ、来てから1ヶ月経ちましたが、ペットショップにいた頃のやさぐれた表情はすっかり抜け、可愛い甘えん坊な顔になりました。

Thursday, April 16, 2009

新しい縮緬の反物と染色状況





今日の画像は新しく入手した縮緬の反物2種と染色の様子です。ただいま自分で染色した縮緬は32色あります。

今まで使っていたのは長浜縮緬で、これはしぼが小さくてとても綺麗な縮緬です。今回は丹後縮緬と菊の地模様の縮緬です。地模様の縮緬を染色するとどうなるのか、一度試してみたかったのです。実際に染色してみますと、模様がはっきりと見えなくなったような気もします。元から光の加減で見え方が変わってくるので、これはこれでとても面白い素材だと思っています。それに薄いので用途がたくさんあり、制作にうつる日を今から楽しみにしています。丹後縮緬も染色してみましたが、こちらも良い縮緬ですね。長浜縮緬よりもちょっとしぼが大きくて、風合いが素晴らしいです。

染色した布は畳んで重ねて保存していますが、これを机に出しては眺めるのが好きです。グラデーションを見ていると時間が経つのを忘れます。染色もとても楽しい作業で、次々と新しい色を作っては染めています。いつか紫陽花の琴爪入れを作りたいので、紫陽花色に染色してみようとしました。紫陽花は青系と赤紫系があります。私は青系をよく見て育ちましたので、青系の紫陽花色を作ってみました。染料は布をスチームして色を定着させた後に水洗いをして余分な染料を落としますが、この時に落ちやすい色と落ちにくい色があるのに気付きました。この特徴を利用すると、薄い色も濃い色も出せます。

紫陽花色は3〜4色を混ぜて作りました。思い通りの色を出すのは結構難しいものですね。

Thursday, April 09, 2009

ミニチュア マフラーとケープ







画像は真冬に作ったものですが、編みぐるみの小さいマフラーとケープです。

チャーミー、サスケ君、リリちゃんのマフラーは前から作っていたのですが、残りの子供、緑子ちゃんとミーシャ君のマフラーも作って幼稚園に巻いていって欲しいと思い、まずは緑子ちゃんのマフラーを編みました。緑子ちゃんはリリちゃんとお揃いの色違い。緑子という名前ですから緑色のアンゴラ毛糸で編み、先に小さな白いポンポンをつけました。ミーシャ君のはシンプルに水色ですっきりと。

子供達のマフラーを作ったら今度は幼稚園の先生達にもマフラーを作ってあげたくなり、続けてサーシャ先生の黒いカシミアのマフラーを編みました。最初ミーシャ君に編んだ緑ベースのマフラーは大きすぎたのできょうしろう君にあげました。それからゆっきーにピンクのアンゴラでマフラーを編み、アスカ先生にもマフラーを、と思ったのですが、アスカ先生は大人の女性なのでマフラーではちょっと子供っぽい、ということで紫色がかったピンクのモヘアでケープを編みました。ネズミママは白いモヘアのケープですが、アスカ先生のはレース模様が違います。

アスカ先生のケープを編んだらリリちゃんと緑子ちゃんの乙女組がそれをとてもまぶしそうに見ていたので、2匹にもケープを編んであげました。マフラー=子供、ケープ=大人、という印象がこの子達にはありそうです。

リリちゃんはいつもはピンクのものを欲しがりますが、今回はイメージをちょっとかえてみて紫色のモヘアで編んでみました。緑子ちゃんもいつも緑色なので今回は水色のモヘアで編んでみました。レースの模様は多分同じものです。ちょっと前に編んだので記憶がおぼろげです。

これでうちの住人はみんな防寒はばっちりです!(赤ちゃん双子を除いて)赤ちゃんの防寒着は何を作ったらいいのか思いつきませんでした。

Wednesday, April 08, 2009

琴爪入れ 花菖蒲



琴爪入れの花菖蒲です。こんな琴爪入れまであるんだ!と驚きました。実際に作ると、あの独特の形を出すのが難しかったのですが、それなりに仕上がりました。

琴爪入れを作るときにまず悩むのが布の配色です。今回、花菖蒲ということで青を基調にしてみました。5月っぽく、そして水辺に咲く花という印象がありますので涼し気に、青と出来れば縦縞の模様なんか良かったんですが、あいにく縦縞を持ってなく、代わりに水泡っぽい白の斑点が入った水色の布を使ってみました。柄部分は既製の縮緬、無地部分は自分で染色した縮緬を使いました。

花びらには細いワイヤーが仕込んであり、これで形を出すようになっています。このワイヤーを入れる作業がちょっとだけ苦手です。ボンドが上手くピンポイントでついてくれないからです。しかし、このワイヤーを仕込む琴爪入れは結構ありますので、そのうち綺麗に作れるようになりたいと思っています。