Wednesday, June 28, 2006

ミニチュア クッション 制作途中


今日の画像は7月のトップページで使う予定のミニチュアのクッションの制作途中です。クッションの制作途中なんか見せなくても、と思ったのですが、制作日記ですから、完成品ばかりでなく、こういった途中経過も載せるべきではないかと。。。

で、クッションを大量に作っています。ミニチュアのクッションを。最初にフェルト生地で作り始めて、それがなんか楽しかったので、普通のコットンブロードとかでも作り出し、今は厚手の生地でも作り出してしまいました。

フェルト生地は生地の端がほつれなくていいです。ブランケットステッチで縫い合わせます。そのままコットンブロードもブランケットステッチで縫っているん ですが、生地の端がほつれてきれいになりません。裏表にして最後にひっくり返せばいいんでしょうけど、ブランケットステッチが楽しくて、ついついそのまま 継続しています。

今は7つ目のクッションを縫っています。そろそろ切り上げないといけません。クッションって色んな形があっていいですね。ミニチュアのクッションも形とデザインを豊富に用意しております。7月のトップページで是非ご確認下さいませ。

Tuesday, June 27, 2006

ミニチュア 黒猫のクッキー

梅雨に突入したようです。こんにちは。毎日雨が降り続いています。今日は雨こそ降っていませんでしたが、湿気が80%ぐらいあって、とても蒸し暑いです。外を歩くと洋服が湿気でしっとりしてしまいます。

今日の画像はミニチュアの黒猫のクッキーです。これはハロウィンの時までとっておこうと思ったのですが、こう暑いとちょっとでも涼しくなるものを、という ことで引っ張りだしてきました。

ちょっと前に大規模な掃除をしたんですが、その時に5円玉を発見しまして、今度からは50円玉の代わりに5円玉を使う事にしようと。本当は10円玉が好ま しいです。ミニチュアを作っていらっしゃる方は比較としてよく10円玉を使われるのです。100円玉でもいいですね。

本題のクッキーについてです。黒猫ですからチョコレートのクッキーです。猫の形を作り、針でたくさんつつきます。これでクッキーの風合いを出すのです。爪 楊枝だと穴が大きくなりますので、針を使用しました。それからアクリル絵の具で目を描きました。いつも不思議に思うのですが、アクリル絵の具の黄色って薄 いですね。チョコレートの色が強すぎるからか、黄色が薄く透けてむらになってしまいます。ですので、しつこく何度も重ね塗りをしてはっきりと黄色が出るよ うにしました。暗闇に浮かぶ黒猫の目は黄色がいいですよね?それから黒のアクリル絵の具で虹彩を描きました。縦に細く。不気味にしたかったんですけど、 却ってかわいくなってしまいました。クッキーは樹脂粘土製です。

Friday, June 23, 2006

編みぐるみ まだ名前のないネズミ


今日の画像は動物シリーズのネズミです。まだ名前はありません。というのもこの子は作ってすぐにしまわれていて、名前をつけるのをすっかり忘れていました。mouseのMから何か良い名前を考えないといけません。

パッと見、この子は熊に見えます。耳のせいでしょうか。しっぽはちゃんと細長いのをつけているんですが。私は動物を作るのが苦手なのではないか、と最近思うようになりました。

使用したのはいつものメリノウー ル100%の毛糸の卵色と黄緑色。目は6mmのブラックソリッドアイ、中に詰める綿です。この動物シリーズは足の付け方を ちょっといつもとかえて、体の真横につけるようにしています。そして足を動かせるように縫い付けてあるので、こうして座る事が出来るんですな。たいした工 夫もありませんけど。

この子は何故か写真で斜め横を見ていて、それがかわいいです。うちのスナネズミで色は違うけど、こういう黄色い感じの子がいて、それを彷彿とさせます。卵色のネズミってかわいいですよ。

Thursday, June 22, 2006

ミニチュア ブタの蚊取り線香


今日の画像はミニチュアのブタの蚊取り線香です。

5円玉サ イズです。ブタの蚊取り線香って実は見た事がなかったりします。これを作る時にネットで色々探して参考にしました。かわいいですね、ブタの蚊取り線香。少 なくともベープマットよりは風流だと思います。

ブタは石粉粘土で作りました。中を空洞にするために、ストローに粘土を巻き付けて形を作りました。石粉粘土は柔らかいので、乾燥する前は形を作るのが難し いです。これもストローを抜く時に潰れそうになりました。形が出来たらそのまま放置して乾燥させます。それからアクリル絵の具で顔を描きます。通常のブタ の蚊取り線香ってどういう顔をしているのか、いまいち分らなかったのでこんな間抜けな顔になりました。

中にちゃんと蚊取り線香を入れています。緑色の樹脂粘土を細長く伸ばし、それをクルクル巻いてあの形を作り、オーブンで焼いて固くします。それに赤いアク リル絵の具で火がついているようにペイントします。それからシルバーワイヤーで線香立てを作り、この蚊取り線香をのせます。それらをそ〜っとブタの口の中 に入れて完成です。最初は線香立てのバランスが悪くユラユラしていたので、木工用ボンドで固定しました。これで大丈夫。

Tuesday, June 20, 2006

ミニチュア キウイ


今日の画像はミニチュアのキウイです。5月のトップページのババロアの時に使いました。その残りです。残りっていうかたくさん出来てしまったんですよね。だからその中から出来の良いのを使い、これらはそのさらに残りです。見かけが悪いのが多いですがお許し下さい。

樹脂粘土での作成です。半透明のプレモという樹脂粘土にタミヤクリアカラーの緑を少しだけ混ぜ、キウイの透明感を残し薄い緑色を出します。それを同じ樹脂 粘土の無色を芯にした物の周りに巻き付け、半日ほど乾燥させます。それをカッターでサクッと切ります。

器用な方ならこの樹脂粘土を巻き付ける段階で、切った時にキウイの筋が出来るように粘土を巻き付けられるのですが、私はそれが出来ませんし、もし出来たと しても切った時にそれらが潰れて緑色と混ざってしまいます。ですので、私はアクリル絵の具の白で筋を、黒で種を描きました。これだときれいに出来ますよ。 時々線が太くなったり、異常に大きな種になったりしますが。。。白で筋をつける時には水をよく混ぜて、薄く描くときれいな仕上がりになります。


画像の右上にあるのは同じく5月のトップページのオムレツについていたサラダのキュウリです。このキュウリは薄 い緑色の粘土に白のアクリル絵の具を種に見せかけるように筋を描き入れてあるので、切り口に種を描き込む必要がありませんでした。輪切りにする前のキュウ リです。

Sunday, June 18, 2006

編みぐるみ ディオン


今日の画像は編みぐるみのディオンです。色々疑問もありますが、犬のつもりです。

材料はメリノウール100%の毛糸の白と水色です。メリノウールの毛糸はたくさんの色を持っているのですが、水色と一口にいっても、薄い水色から濃い水 色、ちょっと褪せた水色と、何種類かありまして、どの色を使うかで悩みました。これは多分濃い水色だと思われます。犬ということでサッパリした色の組み合 わせにしてみました。目はいつものブラックソリッドアイの6mm。中には綿を。

編みぐるみでも人形の服でも自分の着る服でもそうですが、3色以上を使うと野暮ったく見えてしまいます。白というのはとても便利で何色と合わせてもいいで すね。

犬は英語でDogですが、このDをとってDion、ディオンです。Dだからてっきりドルチェとかそういうかわいい名前かと思っていましたが。ちなみに私の作品に名前を付けてくれる人は何人かいまして、この子の名前を付けてくれたのはPear Computing LLCのお兄さんだったりします。ディオンって顔をしているように見えるそうです。アート系の人の頭ってどうなってるんでしょうね?

Saturday, June 17, 2006

ミニチュア 煮物の具

て、ていで〜ん!!!先ほど20分間にわたり停電でした。突然部屋が暗くなって驚きました。こんにちは。コンピューターはフリーズするわ、書き途中の長文が消えるわ、で泣きそうでした。

立ち直った今こうしてブログを書いています。今日の画像はミニチュアの煮物の具です。レンコンとエビとさやえんどうです。これらが本当に煮物の具であるのか、料理の出来ない私には分りませんが、煮物に入れてもおかしくないだろうと思われる具を選んでみました。

作ったミニチュアは専用のボックスに入れて保存しているんですけど、エビを出す時にエビのしっぽが一つ取れてしまいました。。。それから気をつけるようにしてレンコンとさやえんどうをとりだしました。50円玉と並べてみると、それぞれの大きさのプロポーションの違いに笑 いがでます。レンコンが異常に大きい。それもエビと比べて。さやえんどうってこれくらいの大きさでいいんでしょうかね?レンコンと比べるといいけど、エビ と比べるとやっぱり大きいですね。エビが小さすぎるんだろうか?

Friday, June 16, 2006

編みぐるみ レイチェル



今日の画像は編みぐるみのレイチェルです。この前の熊のボビーと同じ動物シリーズのウサギです。うさぎは英語でrabbitですから、最初のRをとってレ イチェルと命名しました。この方法でいくと結構たくさん動物シリーズを作っても、名前で悩まなくていいので楽です。

このレ イチェルの材料はメリノウール100%の毛糸の白と濃いピンクです。うさぎらしいかわいらしい色使いで気に入っています。目はいつものブラックソ リッドアイ。こういう系統の編みぐるみに丁度いいです。

真正面から見ると、目がどういう訳かタレ目でかわいいです。斜め 45度くらい後ろから見るとそのタレ目が強調されてて面白いです。しかもすっごい横に目が ついてる。。前から座ったポーズで写真を撮ったのですが、しっぽがあまりにもかわいいので斜め後ろのショットも載せてみました。白いシッポがコロンとつい ていてかわいいです。

かわいいんですけど、一つだけ気に入らない点が耳です。耳が付け根にいくほど細くなっていく方がバランスが良くていいですね。こ れはそんなの全く考えないで編んだので、耳の付け根までドド〜ンと太いです。あと、もっと小さい2頭身くらいの編みぐるみのうさぎならば、耳を出来るだけ 短くした方がかわいいですね。細く短く、チョコンとついているのがかわいいです。レイチェルの耳は立派すぎます。

日本では昔から耳の長い うさぎが福を呼ぶと言われていますね。私も福を出来る限り呼び寄せたいので、うさぎを作る時には「これでもか!」と長い耳を作る様 にしています。もう1個うさぎの編みぐるみがあるのですが、そっちのうさぎは本当に耳が長く横に垂れています。それで、うちのスナネズミが何故かそのうさ ぎをとても気に入っていて一緒に遊ぶので困っています。たくさんある編みぐるみでもその耳の長いうさぎを特に気に入っていて、もうボロボロにしてくれまし た。スナネズミも私と一緒で耳の長い福を呼ぶうさぎが好きなようです。

Thursday, June 15, 2006

ミニチュア ティーセット


今日の画像はミニチュアのティーセットです。随分昔の作品でお恥ずかしいのですが、こういうのを作っていた時もあるよ、という事です。本当に下手クソで申し訳ない。もはや作品とは呼べない代物です。

私はミニチュアが好きなのですが、こういうティーセットとかがものすごい好きで、絶対に作ろう!と思っていたのです。食器類とかのミニチュアは本当にかわいい。でも難しいんです。画像をご覧になれば分りますが、食器ということで樹脂粘土を薄くのばして、それを形作るのですが、薄すぎてクニャクニャまがって しまうのです。これは作った物をオーブンで焼いて固くしてあります。ある程度の厚さの粘土で型を取ると上手くいきます。が、この時の私のミニチュア技術は あまりにも拙く、このようなヘナチョコティーセットしか出来なかった訳です。

画像の左2つはプレモという半透明の樹脂粘土で作りました。色を全く混ぜてないので本当に半透明です。ソーサーが曲がりまくっていますし、カップの形もい びつです。隣のティーポットは比較的安定した形になっていますが、これは本当に形だけで中に何も入れれないし、蓋も取れません。一番左のカップは石粉粘土 で作りました。やっぱりイビツです。

こういう食器類というのはおもちゃの小さな食器類にベビーパウダーをつけ、樹脂粘土を押し付けて形をとります。が、私はこのおもちゃの食器類を持ってませ んので、自分で最初から形を作りました。だからグニャグニャなのです。ソーサーも丸めた物を押しつぶしただけなので、曲がったり薄さが均等でなかったりします。

これは本当に失敗作の部類に入ります。今作ればもっとマシなのが出来るでしょう。最近はリーメントや飲料のおまけでとても精巧に出来たミニチュアのティーセットが安く手に入ります。でもいつかきれいなティーセットが作れたらいいなぁ、と思わずにいられません。

Tuesday, June 13, 2006

編みぐるみ ボビー


今日の画像は編みぐるみの「ボビー」です。熊です。熊は英語でBear。そのBをとってボビーです。熊なのにかわいらしいピンク色です。ちょっとプーさんのピグレットに似ていなくもないですね。

使用したのはメリノウール100%の毛糸です。その薄いピンクと濃いピンクで編みました。メリノは私のお気に入りの毛糸です。ひっかかったりもつれたりもしない。この子は座らせて10cm、立たせると14cmくらいになります。私の作品としては比較的大きい子です。

メリノウールは他のアンゴラやカシミアに比べて安いので、たくさん色んな種類の毛糸を買ってきては、組み合わせで編みます。この動物シリーズも他にたくさん仲間がいるのでそのうち紹介していきます。

目は黒のソリッドアイです。目をぱっちりさせていい動物は全てソリッドアイを使うようにしています。実の所、他にも猫目や瞳孔のあるのソリッド アイを持っていたりします。ですがそれらを使うとかわいらしさが吹き飛び、なんとも邪悪な顔つきの動物が出来上がってしまいます。猫目や瞳孔有りの アイは、それはそれで好きなのですが、かわいらしい作品には本当に向いてないように思えます。でもまとめて買っちゃったんですよねぇ。しかも色んな大きさ のを。。。あれをどうやって消費するかが今後の私の課題だったりします。

Sunday, June 11, 2006

ミニチュア カエル


今日の画像はミニチュアのカエルです。6月のトップページの1コマ目で登場したカエルです。頭に王冠をつけています。

こ のカエルは実は1年前の6月に使用した物なんですが、今回またカエルを登場させることになって、じゃ去年のカエルでいいや、と引っ張りだしてきたはいい が、体の部分がボロボロ。樹脂粘土は保存があまりききません。まさかこうなるとは思ってなかった、というよりも本当にここまで保存状態が悪いとは想像もし てなく、急遽カエルの体部分を作り直しました。ですので体と顔の色が違うのです。同じ色の樹脂粘土を使ったのにこの違い。

使用したのは樹脂粘土だけです。カエルの手足の部分 は平たくのばしてそれをまつげ切りはさみでチョキチョキ切り、指を作ります。細すぎるとこの指がちぎれます。切った指は形を整えます。王冠は細長い長方形 にのばした樹脂粘土の片方をピンセットで何カ所かつまみ、尖った部分を作ります。ピンセットでつまむだけだと先が丸くなってしまうので、それを上手にとが らせるように整えます。これが一番難しかった。小さすぎて。しかも樹脂粘土がピンセットにくっついてちぎれるし。

Friday, June 09, 2006

編みぐるみ あつし君 5号

日 付が変わる前にブログ更新です。こんにちは。今日の画像は編みぐるみのあつし君5号です。5号って、、、もういい加減に名前を付けてやれよ、と言われそうですが、誰もそんな事を言ってこないの で、このまま放置します。8号までいるあつし君シリーズ。これからじっくり時間をかけての登場となっております。

あつし君5号ですが、今までのあつし君と何ら変わっている所もなく、強いて言うなればポージングの違いだけで、毎回変える!と宣言したはずの首輪も、今気付いたら2号君と同じ生地だったり。。。

こ の5号君は7月のトップページを飾るべく作り出された猫ちゃんでありまして、7月の暑いさなか、私はクーラーの効いた部屋でえっちらおっちら編み上げま した。7月といえば七夕、ミニチュアには是非とも七夕飾りとこの猫ちゃんを、と思っていましたが、予想を裏切られ造花のお店にミニチュアの笹竹になりそう なものがなく、七夕は諦めるとして、じゃ何やるのよ?と。「7月→夏→暑い→ダレる →夜涼み→ブタさんの蚊取り線香」それでいこう!7月のトップページは夜涼みをしている暑さでダレた猫さん、傍らにブタさんの蚊取り線香を置いて。

ダ レた猫さんというのは今まで作ってきたあつし君シリーズにはおりませんでした。急遽作成が決まった5号君でありますが、ダレているというのがなんとも簡 単に表現できまして、このようなポージングとなりました。ダラ〜と寝そべって寝ている猫さん。

使用した材料もいつもと同じなのですが、一応記しておきます。アンティークレース糸、中につめる綿、刺繍糸、縮緬。これだけです。

Thursday, June 08, 2006

1/6 ドールドレス 着物



着物を作りました。着物を作るときに一番困るのが生地の選択です。着物っぽい生地っていうのは日本でしか手に入らない(当たり前ですが)、あったとしてもペラペラの薄い生地 だったりします。私としては、縮緬や絹などが欲しかったんですが、そんなの手にはいるはずもなく。たまたま知り合いから頂いた和風な柄の布が あったので、それで作りました。薄いピンクとオレンジの中間の生地に華やかな花やら葉っぱやら竹やら。元はなんだったのか知らないけど、結構和風で気に 入っています。

実はこの前にもう1着着物を作っているのですが、裏地を付けたり小さいのに凝った作りの着物にしたら、布がかさばってうま くいきませんでした。布はもっと 日本風のアンティークだったんですが。残念です。あの布でこの着物くらい作れていれば良かったのに。。。着物は直線的で縫うのが楽ですが、肩とか襟とかが 難しかったです。人形サイズなので余計に。。。

帯は人形用の和布を使いました。和布はこれまた知り合いから頂いたのですが、全て人形用の 布。柄とかも小さいんですよ!すっごい感動してもったいなくて今 まで使えませんでした。私は着物とかに憧れているわりに帯の結び方とかにうとく、 これもなんていう結び方かよく知らなかったりします。

帯揚げは縮緬です。絞りでかわいいです。帯留め&帯締めはどういうのにしようか迷ったのですが、シンプルに偽パールとリボン&刺繍糸で着物や帯の色を合わせて作りま した。半襟も人形用の布を使いました。金糸の織り込んであるゴージャスな布で、 アイロンをかけるとピッチリとくっつくのに感動したり。

この着物は袖裏と裾裏と伊達襟を付けただけの、楽々バージョンです。上にも書いた通り、総裏とかやるとものすごいゴワゴワになって、とてもじゃないけど ジェニーには着こなせません。総裏にするなら薄い生地で着物を縫わないといけないですしね。とはいえ、一度きっちりと着物を仕上げてみたいもので す。

Wednesday, June 07, 2006

ミニチュア 窓とてるてる坊主


今日の画像はミニチュアの窓とてるてる坊主です。6月のトップページの3コマ目で使用しました。きょうしろう君が寝ている部屋の窓です。6月→梅雨→カエ ルとてるてる坊主という繋がりがあります。てるてる坊主を違和感なく見せるには窓がないといけない、という事で窓を作りました。壁にてるてる坊主つけても 面白みがないですもんねぇ。

窓はバルサ材で作りました。それに組み合わせはろうそくを溶かしたもので。白いのはプラスターと呼ばれる、日本でいう胡粉のような物に白いアクリル絵の具 を混ぜたものです。おかげでゴワゴワしたペイントになりました。ペイントを何度も重ね塗りしているとこういう感じになりますよね。

てるてる坊主はガーゼ布で作りました。最初、小さいから顔とか描かなくてもいいだろうと思っていましたし、顔を描いてもどうせ見えないだろう(^^;) と、のっぺらぼうにしていたのですが、やっぱり顔がないとかわいくない。へのへのもへじにするには顔が小さすぎるというので、普通に笑っている顔を描きま した。思ったよりもペンがにじまなかったのでへのへのもへじにチャレンジしてもよかったなぁ、と思います。窓枠につるす時にちゃんとこっちを向いてくれる かどうか心配しましたが、どうやらご機嫌よくこっちを向いてくれている様子なのでうれしいです。

6月のトップページでは、この窓の外に夜空と景色がグラフィックで足されております。一瞬だからちゃんと見れないかもしれないですけど、がんばって見てみてくださいね。

Tuesday, June 06, 2006

ミニチュア 王冠


今日の画像はミニチュアの王冠です。チャーミーがトップページでかぶっているやつです。チャーミーは元はカエルで、ゆっきーの魔法により犬になりました。 カエルが小さな王冠をかぶっていたので、大きくなったチャーミーにも王冠をかぶせようと。。。王冠といえばゴールドの派手派手なやつですが、手持ちのビー ズが透明とかピンクとかかわいいのしかなかった。。。

この王冠はシルバーのワイヤーにビーズを繋げて作ってあります。先日バービーのネックレスを作った時にプラスティックのワイヤーを使ったら、まがらないわ 言う事きかないわ、で手こずったので、今度は柔らかいシルバーのワイヤーを使用しました。が、ここまで小さいと言う事をきかない。柔らかいといっても針 金、指につきささって痛かったです。

ビーズは透明のガラスっぽいビーズを基調に濃さの違うピンクのビーズを何種類か使い、アクセントになる部分には一番濃いピンクのビーズを使いました。女の 子っぽい組み合わせの色ですが、チャーミーにぴったりです。

女の子っぽい王冠だから一部では「お姫様?」と勘違いされているようですが、チャーミーは王子様だというのをここにひっそり書き記しておきましょう。 チャーミーの頭はゆっきーと同じく平らではありますが、それでも王冠がピッタリとのってくれないので、針金を2本ほど編み込んで頭に突き刺すようにしてあ ります。ゆっきーのうかれた帽子と同じで逆さまにしても振り回してもこの王冠はとれません。

Monday, June 05, 2006

ミニチュア 数独



今日の画像はミニチュアの「数独」です。この数独は今回のトップページで使用したものです。3コマ目のきょうしろう君 の枕元にこれがそっと置いてあります。実生活で私が枕元に数独を置いているので、きょうしろう君にも同じことをしました。本当は目覚まし時計とか折り畳ん だ服を置く事も考えたのですが、こちらの数独を選びました。

ご覧の通り、この数独はちゃんと中身がございまして、16ページに渡り数独が書き込まれてあります。これ自分で適当に描いたので解けない問題ばか りになっております。一番細いペンを使用したのですが、それでも線が太く数字がたくさん入れれませんでした。3X3のグリッドが9つちゃんとあるんです よ。

それに付属するえんぴつも手作りで す。えんぴつは樹脂粘土で作ろうと思ったのですが、それだと曲がったり太くなったりするので竹串を細くさいたものを使い ました。その片方をえんぴつの形になるように電動ドリルで少しずつ削っていきます。それにえんぴつならではのあのオレンジ色のアクリル塗料をぬり、えんぴ つの鉛部分をペンでチョコチョコとぬり、最後につや出しをオレンジ色の部分にぬって完成です。これ結構小さくてかわいいです。私も数独をやる時にはペンで はなくえんぴつを使う派なので、きょうしろう君にもえんぴつ派になってもらいました。

Sunday, June 04, 2006

編みぐるみ うかれたゆっきー


今日の画像はゆっきーですが、「うか れた格好のゆっきー」です。このゆっきーは6月のトップページ の衣装を着ています。「魔法使い・ゆっきー☆」です。魔法使いというと、ひきずるような長い黒い服に黒い帽子、を想像しますが、それだとハロウィンになっ てしまうので、今回のはもっとファンタジーっぽく短めの黒いマントに派手な三角帽子を被せてみました。

マントは黒のフェルト生地に黒い細 いリボンを縫い付けて、首のところで蝶々結びにして着ます。これは簡単に出来ました。難しかったのが三角帽子です。このうかれた帽子、まず厚紙をこういう 形になるように切り、その上に金色のセロファンを貼付けます。それから今度はオレンジ色の折り紙を細く切って、うまく縞 縞になるように貼付けます。ここで一度失敗して作り直しました。立体を平面にすると感覚が狂ってしょうがありません。それを付け終えたら、今度は丸めてこ の形にし、色とりどりの刺繍糸をつけます。これでうかれた帽子の完成です。面白い事にこの刺繍糸がハネて、うかれ具合が倍増しました。

最後に黄色い樹脂粘土で星形にしたものに手持ちのビーズ2種を押し込み、オーブンで焼いて固くし、上から粘土用のつや出しグロスを塗りました。粘土を焼く前に細くさいた竹串をさしておきます。これで魔法のステッキの出来上がりです。

ゆっ きーはご覧の通り、頭が真っ平らなのでこういう帽子が上手い具合にかぶれます。が、それでもちょっとういてしまうので、帽子の内側に細い針金を貼付 け、その針金を頭に突き刺すようにして被せているので、ぴったりと頭にかぶさっています。針金のおかげで逆さまにしてもこのうかれた帽子はぬげません。

Saturday, June 03, 2006

ミニチュア 布団セット


今日の画像はミニチュアの布団セットです。これは今月の「稲垣法律事務所」さんのトップページで使用した小物の一つです。きょうしろう君がこれで寝てましたね。あの布団です。50円玉と比較してそれほど小さくはありませんが、ちょっと凝った作りになっているので説明させて頂きましょう。

ま ず、枕です。ガーゼ素材の布で枕を作りました。ですので肌触り抜群です。しかも柔らかい。こんな枕ならいくら汗をかいても大丈夫そうですね。そし て枕そのままだと寂しいので、かわいい刺繍を入れてみました。水色の花と葉っぱの刺繍です。刺繍なんて学生時代の家庭科でやったきりなので、なになにステッチとかほぼ覚 えてませんでした。思い出せる限りのステッチを駆使して刺繍をしました。

次は布団、というか敷き布団です。あまりにも簡素な作りなので説 明のしようがありません。これもガーゼ素材の布で作りました。ガーゼ素材の布というのはミ ニチュアや1/6人形の服の素材としてとても優れた布であります。柔らかく扱いやすさで一番人気です。でも反面、柔らかすぎて形がキッチリと出せなかった りします。敷き布団ですが、長方形がきれいに出せません。ですので、ちょっといびつな形になってしまいました。これにキルティング用の綿を長方形の形に合 わせて切り、中に入れてあります。ただ中に入れるだけだとちょっとした事でヨレてしまうので、ガーゼに縫い付けてあります。ちょっとめんどくさい。

そ して最後のブランケットです。ブランケットというかタオルケットを意識しました。これはあまり柔らかい素材に見えませんが、実はネル素材だったりしま す。何故かこのネルはネルにあるまじき固さで少々辟易しましたが、表面はなんとかフワっとしています。これを四角に切るだけではつまらないので、周りをグ ルっとブランケットステッチしてみました。この時の刺繍糸のチョイスでかなり迷いましたが、枕の花の刺繍の中心部分の色と同じ、淡い黄色、卵色?みたいな 色にしたら、優しい色の組み合わせになりうれしいです。しかしブランケットステッチって懐かしいですね。小学とか中学の家庭科で最初の辺にやらされるス テッチの一つですね。

梅雨で少し肌寒いかもしれませんが、きょうしろう君にはこの布団セットでスヤスヤとお眠り頂き、その可愛いショットがトップページにも反映されておりますので、チェックしてみてください。

Friday, June 02, 2006

編みぐるみ チャーミー


今日の画像は編みぐるみのチャーミーです。新作です。ゆっきーの友達、というか弟分みたいな感じです。「稲垣法律事務所」さんの6月のトップページのために作りました。弟分というくらいですからゆっきーよりも小さいです。でも作りは基本的に一緒です。50円玉との比較だとこれくらいです。50円玉2個半くらいの大きさ。

これだけ小さいので、目はソリッドアイを使えません。刺繍糸で目を付けました。これがね、タレ目で かわいいんですよ。舌も小さいのがペロリと出てます。

使用した材料はゆっきー、きょうしろう君と同じで、アンティークレース糸、刺繍糸、白いフリース素材の布です。やはりこれくらい小さくなると手とか足を編 むのがキツクなってきますね。ちゃんと体型(3頭身のバランス)が保てる大きさはこれが限界かもしれません。これ以上小さくなるとバランスがくずれて、頭 でっかちになります。でももっと小さいのにもチャレンジしてみたい今日この頃。。。

Thursday, June 01, 2006

編みぐるみ きょうしろう君

というわけで6月に突入しました。こんにちは。いつもの「稲垣法律事務所」さんのトップページの更新もつつがなく終わり、ほっと一息つきたい所ですが、これからは人形作りに没頭せねばなりません。お時間がおありの方は稲垣法律事務所さんのトップページをご覧下さいませ。上のリンクをクリッククリック!

今日の画像は新しいキャラ・編みぐるみの「きょうしろう君」です。この子は当初、ゆっきーが寝ている、という設定でしたが、あまりにもかわいいので違う名 前をつけ、別キャラにしました。眉間がうちのスナネズミにそっくりで笑えます。よ〜く 見るとやっぱりとんがりコーンヘッドです。これでも一生懸命押しつぶしたんだけどなぁ。

寝ているという設定で作ったので、目はソリッドアイではなく刺繍で糸目にしたんです。で、この子を横に寝かせると、本当に気持ち良さそうに寝ているように 見えるので、この子はこれからも「いつも寝ている」キャラとしてがんばってくれそうです。こうして写真をとるために立ち上がらせても、眠そう。ゆっきーよ りも舌が長くペロ〜ンとしています。顔もゆっきーより長いです。間延びした感じ。。。

材料はゆっきーと一緒です。細いアンティークレース糸で編み、目と鼻は刺繍糸。舌はピンクのフェルト生地。とても少ない材料で出来上がるのでうれしいで す。難を言えば小さいので編む時に目を落とさない様にするのが大変というところでしょうか。それにゆっきーの編み図を残してなかったので試行錯誤で作り、 余計に時間がかかりました。今回はちゃんと編み図を書いたので、次からもっと楽に編めそうです。