Friday, March 31, 2006

ミニチュア フルーツタルト 2

今日の画像はミニチュアのフルーツタルト完成写真です。ちゃんとピントがあってますよね?大きさの比較で50円玉を近くに置いて撮影してみました。

中央のタルトはいちごとブラックベリーとラズベリーです。他にもブルーベリーとかあるんですけど写真には写ってません。

樹脂粘土で作る小物の一番の苦労は自分の思っている色を出す事です。私は樹脂粘 土は8種類の色しか持ってません。白、半透明、朱色、クリムゾン、明るい黄色、緑、ブルー、濃いブルーです(ちなみにアクリル絵の具は12種類の色しか 持ってません、しかも微妙な色ばかり)。この8種類の色の組み合わせでたくさんの色を作り出しています。

まぁ、これだけの色でもなんとかなるものです。むしろ十 分だと思います。でも黒は欲しいです。真っ黒い粘土を作るのにものすごい大変だったので。

Wednesday, March 29, 2006

ミニチュア フルーツタルト 1


今日はミニチュアのフルーツタルトの制作途中の写真を載せてみます。指にピントがあってるけど、明日は出来上がりのタルトにピントがあってる 写真を載せるので、今日は「へぇこれくらいの大きさかぁ」くらいに思っててください。

フルーツタルトやケーキの生クリームやらはパン粘土を使います。が、私の住んで いる所にはこのパン粘土が売っておりません。ですのであまりタルト生地がタ ルト生地に見えなかったりしますが、なんとか普通の樹脂粘土であの質感と色を再現してみました。色はどうしても粘土を混ぜ合わせて出来なかったので、半 透明の樹脂粘土「プレモ」で作りました。それにタミヤクリアカラーの黄色 を塗り、その上からアクリル絵の具の茶色を焦げ目を入れる要領で重ね塗りしていきます。ここまで近くでじぃ〜っと見るとタルトっぽくないのですが、ある程 度距離をおいて見るとちゃんとタルトっぽく見えます。

生クリームはパン粘土がないから木工用ボ ンドにアクリル絵の具の白を足して作りました。その上からフルーツをのせます。写真はブラックベリーとラズベリー です。他にもいちごやブルーベリーも作りました。ラズベリーもブラックベリーも一粒一粒小さい粒をまとめて一つの実にしました。

とはいえ、こういうフルーツものというのはたくさん作っておくと後々色んな物に活用できていいですね。今回もラズベリーとブラックベリーは3ヶ月くらい前にたくさん作り置きしておいたので助かりました。でも小さすぎて作業の途中で何個か行方不明になったのは秘密です。

ミニチュア いちご


今日の画像は「いちご」です。ミニチュアのいちごです。10個ほど作りました。大きさは5mmくらいです。もう見えないところばっかりに力を入れてしまいましたよ。このいちごを切るとちゃんと中もいちごらしくなってます。いまいち言葉で上手く説明できてませんが。。

私は小物作りに樹脂粘土を使うのですが、大抵2種類の樹脂粘土を混ぜて使います。一つは透明(といっても半透明くらい)のプレモとかいう粘土で、もう一つは白いスカルピーとかいう粘土です。名前はっきり覚えてないけどそんなような名前です。それでいちごは 透明感が大切なのでプレモを使ったのですが、この粘土はかたいんですよ。もうねってねって空気をよく抜いてなめらかにして使わないといけ ないんですが、このねる段階で指がかなり痛くなります。

このいちごは中の芯の部分は透明の粘土を、その周りに薄〜く黄緑色をつけた透明粘土を巻き付けいちごの形にしてあります。その後で爪楊枝の先っちょで小さく穴を開け、それでいちごのツブツブ感を付けます。それからタミヤクリアカラーの黄色を塗って、その上から更にタミヤクリアカラーのを塗ります。粘土と黄色がきれいなグラデーションになるように塗ります。乾かす時には竹串を細く裂いたものに突き刺します。

ポイントはいちごのヘタに近いところに色をいれないことです。樹脂粘土にうっすらとですが黄緑色がはいっているので、その上から色をつける必要がないのです。

Tuesday, March 28, 2006

人形 ステイシー 2


画像はステイシーちゃんの別角度&アップです。それほどアップでもないですけど、昨日に比べればアップといえばアップかなぁ。

マイシーンの顔はパーツが一つ一つ派手です。目も大きいし鼻も大きいし口も大きい。 メイクも当然派手で、カスタムする時に全部このメイクを落とすのですが、マイシーン はこのメイク落としに時間がかかります。なんせ派手、しかもベッタリ描いてある。色使いもキワドく、口紅なんか紫色でしたよ。メイク落としはマニキュアの 除光液でえっちらおっちら落とすのですが、こすると汚くなります。うまくえぐるように拭い取ります。口紅がなかなかうまく落ちなくて最終的 にはハンドドリルで削りました。口の中央がちょっとひらいている感じなんですが、そこに紫色の口紅がしっかりついてて、これがなかなか落ちないんです。

髪の毛の色が薄いのでメイクもそれに合うように淡い感じで仕上げました。口紅にタミヤのクリアカラー赤を使ってみたのですが、塗りむらが気になり落として しまいました。結果的にヌードカラーになりましたが、この方がポワンとした雰囲気でかわいいです。マスカラというかまぶたにベージュを入れました。これは 暗いところで見るとちょっとキツク見えますが、光がきれいに当たるような場所で見ると気になりません。

マイシーンはボディが Fashion Fever と同じと書きましたが、少し肌の色が濃いです。

Monday, March 27, 2006

人形 ステイシー 1


今日はカスタム人形「Stacyちゃん」を紹介します。ステイシーちゃんです。

さて、このステイシーちゃんですが、いつも使ってい る Fashion Fever ではなく My Scene というシリーズです。マイシーン。このシリーズはボディはいつもの Fashion Fever と同じで顔のモールドが違うだけです。だけなんだけど、顔がものすごく特徴的です。まず大きい。各パーツがすごく大きい。インパクト強しです。

もちろん目も大きいので私の持っている8mmのアクリルアイが使えるかどうか心配でしたが、これしか持ってないしこれでいってみました。いつもより白目が 多くなりましたが許容範囲です。目は青を使用。

衣装は白い襟と袖の水色ワンピース、白いチュールのパニエ、白いエプロン、と水色のリボンヘッドドレスです。靴下も作りたかったんですけど、やはり水色と 白の縞縞の布地が手に入らず。ワンピース、エプロン、ヘッドドレスはコットンブロードで出来てます。またエプロンには私が作りましたよーという印にいつも のサクランボの刺繍を入れてます。この刺繍をいつもどこに付けるかで悩みます。ボディが Fashion Fever と同じだから型紙が同じの使えて楽です。

Saturday, March 25, 2006

ミニチュア 刺身


今日の画像紹介はミニチュアの刺身盛り合わせです。写真の下に影が写ってるけど気にしない。。。

和風の小物というのは実に魅力的です。ミニチュアの本とか見てても和風の小物は「作ってみたい!」と思わせるほど目をひきます。特に和風の食べ物は食べられないと分っていても「おいしそうだ」とついつい見入ってしまうのです。

と いうわけで作ってみました。刺身というこ とでスタンダードにまぐろ、サーモン、ハマチ、イカを作りました。それだけ盛り合わせてもしょうがないので大根のツマとシソも作りました。刺身、と一言で いっても7種類の小物を制作しなければなりません(入れ物の桶も含む)。

まぐろとサーモンは脂肪の線を入れる作業が楽しいです。ハマチは色を 出すのに苦労しました。パールの白ピンクをまぜるといいですね。脂がのってキラリと光るハマチが出来ます。イカの海苔巻きは木工用ボンドに黒をまぜて透明 の樹脂粘土の片面にぬり、それを巻きます。それを輪切りに切っていくだけですが、その後で外側に切れ目を入れるとよりイカの海苔巻きに見えるようになりま す。

大根のツマは透明に白を少しだけまぜた樹脂粘土を薄くのばし、アートナイフで細かく千切りにしていきます。楽しい作業です。反面シソ は薄くのばした樹脂粘 土をシソの形に切るのが大変です。それにシソって色を出すのが本当に難しい。ただの緑だとプラスティックっぽく見えて駄目です。今回のシソは偽物の色に見 えます。それにシソって結構葉脈とかがあるのに、薄くのばした樹脂粘土には葉脈をきちんとつけられませんでした。この辺が次の課題にな りそうです。

Friday, March 24, 2006

人形 瀧乃 2

瀧乃さん」の詳細です。画像は瀧乃さんの全身像です。昨日アップした写真はよく見たらピンボケしてますね。

瀧乃さんですが、夢二の有名な絵「黒船屋」の着物に似せて作りました。あの黄色の縦縞の着物、緑色の帯、赤い襦袢、、、でもよく見たら、うちの瀧乃さんはピンクの襦袢に赤い裏地の着物になってますね。あの絵からは半襟の色とかが分らなかったので襦袢と似たサーモン色の半襟を作りました。

着物の布は手芸屋さんでセールになっていたコットン生地です。ピンクと赤い布はいつものコットンブロード。帯は人形用の(多分お雛様用の絹)布なんです が、ものすごい刺繍がしてあります。波の模様です。半襟の布も人形用の絹布なんですが、これまた見事な刺繍が施してあります。帯揚げは縮緬で、これも金糸の刺繍がしてあります。これは孫悟空を思い出させる雲の刺繍です。帯締めをどうしようか悩んでアイボリーの細い リボンを使いました。足袋は白いコットンブロードです。

顔ですが、昨日も書いたように伏し目がちの日本美人を目指しました。口紅はタミヤクリアカラーの赤だけです。髪型 は難しかったです。大正時代ということで本来なら「耳隠し」とかやってみたかったんですけど、髪の毛の植毛具合からそれを断念し、ひさし髪にしました。日本髪を結うには髪の毛の量、長さともに足りず。

そして忘れちゃならないのが椿のかんざしです。これをつけたいためにこのカスタムをしたと言ってもおかしくないです。こういう髪型にはかんざしがとても似合いますね。

人形 瀧乃 1


今日の画像は「瀧乃」さんです。フルネームは「滝瀧乃」です。滝さんという苗字の方で瀧乃という名前の人がはたしているのか?という疑問からネーミングしてみました。

瀧乃さんは Fashion Fever Teresa のカスタムです。この写真では口を閉じているように見えますが、実は口が開いてます。髪の毛の色の濃さと肌の白さでこの子を日本美人にしてみようと選びました。イメージはズバリ「大正浪漫〜竹久夢二の描く日本美人」です。ちょっとアンニュイな表情のカスタムをしてみました。

前回のエンジェルちゃんで味をしめた私は今回もアンニュイさを出すために伏せ目に挑戦しました。そして目線を横に流してみました。目の形のくり貫きはそれほど失敗してないんですが、目の裏側を薄くするのをとまどったのか、少し奥目気味になってしまいました。正面からだと分らないんですけど。

髪型、顔、着物についてはまた明日にでも。小物の話を少しします。昨日椿の話をしたのですが、この瀧乃さん椿のかんざしをしています。樹脂粘土で椿を作り、ピアスのパーツの先に付けてみました。個人的にこの椿の赤色がきれいで気に入っています。白か赤か悩んだんですけど、オーソドックスに赤にしてみました。ちゃんと葉っぱもついてます。仕上げにオーブンで少し焼いて固めたので色が薄くなりました。私もこんなかんざしが欲しいなぁ。。。

Wednesday, March 22, 2006

絵 椿


ちょっと前に描いた「椿」の絵です。いつも人形のカスタムで使うアクリル絵の具で描いてみました。

描いた絵は「正義」「唐錦」「大虹」「蜀紅」だったりします。どれもこれもマイナーな種類です。赤一色、白一色も大好きですが、絵に描くのには斑が一番よろしかろう、ということでこのようなチョイスになりました。

Tuesday, March 21, 2006

人形 エンジェル 2


昨日の続きです。エンジェルちゃんです。今日は顔と衣装について書くので、アップの写真を載せてみました。ちょっとピンボケですね。この子はどの角度からとっても難しいです。なかなか表情を出してくれません。

顔について、、アクリル絵の具でまゆげ、まつげ、アイホール口等を描いているのですが、どうにも上手くいきません。薄い色がきれいに出せないのです。まつげはつけまつげを付けますが、それとは別にアクリル絵の具で描き足 します。この子は眠そうに目をふせているので、いつもよりは控えめにまつげを描いてみました。

口紅はタミヤのアクリルクリアカラーの赤を使用しました。それだけです。写真で見るとエンジェルちゃんは とても美白で、この赤もきれいに映えます。実物はちょっと小麦色なんですが。

衣装は寝巻きです。ガーゼでネグリジェの基本を作り、袖と襟と裾にレースを、スカート部分には上から大きな模様入りのレースを付けま した。スカートと上身頃のつなぎ目は少しハイウエストにして水色のリボンをアクセントに。頭にはお揃いの水色の花のついたレース飾りを水色のリボンで結べ るようにしました。ガーゼは薄いから上身頃は2重にしないと透けるし、スカートはギャザーがちゃんとよってるけ ど、膨らまずにストーンと落ちるデザインに、と一応苦労しながら作りました。

それとこのエンジェルちゃんには小物も付けてまして、コンセプトが「おやすみエンジェルちゃん」だから枕を作りました。すっごい大きな枕で、ネグリジェとお揃いのガーゼ布とレースで出来てます。この枕を小脇に抱え、眠りにつこうとするエンジェルちゃんです。

Monday, March 20, 2006

人形 エンジェル 1


今日の画像は「Angelエンジェルです。いつもの通り Fashion Fever Barbie のカスタムです。

以前から今にも眠ってしまいそうな子を作ってみたいという野望があったので、今回はそれを実践する事にしました。目をちゃんと開けてないカスタムっていうとパテを使ったりしなきゃいけないのかなぁ、と思ってたんですがそうでもないんですね。目をそういう形にくり貫けば いいだけなんですね。それでまつげをふせるようにして付けてみました。

髪型は何も考えずにクルクルパーマにしました。思ったよりも髪の毛にボリュームがあるタイプのバービーだったので、ものすごいモジャモジャになりました。お湯パーマで巻きました。ストローを使用したんですが、ちょっと太めのストローで巻き ました。今回は髪の毛を40パーツ以上にわけての大掛かりなパーマになりました。

長くなりそうなので顔や衣装については次にします。

スナネズミ アリサちゃん

今日も懲りずにスナネズミの画像を使用します。やっぱりプチネムときたら次はアリサちゃんを紹介しないと。

ということでアリサちゃんです。画像はお兄さんから提供です。きれいに撮れてますねぇ。実物はもっとかわいいです。このアリサちゃんは散歩中にお腹がすいたようなので、床に餌を置いてみたら、まぁ食いつきのいいこと!餌を入れているタッパーにもたれかかってガツガツと食べてます。

さて、スナネズミの何が面白いかって、顔とか仕草とかあ りますが、、、毛の色だったりします。色んな色の遺伝子の組み合わせでたくさんのカラーバリエーションが見れます。この遺伝子計算が楽しいです。この子と この子を掛け合わせるとこういう毛色の子が産まれる、とかそういうのです。

うちのプチはアグーチというノーマルカラーで、ネムちゃんアリサちゃんはアージェントゴールドという毛色です。金髪です。普通のゴールドよりも色が薄いのでクリームという毛色かもしれません。目が赤くお腹は白いのが特徴です。イギリスでは「スナネズミ協会」なるものがあり、そこではスナネズミの品評会もやってます。これがまた厳しいんだわ!アリサちゃんの毛色だと横腹の金髪とお腹の白い部分がはっきりくっきりわかれてないと駄目、とかひげは白でピンとはってないと駄目とか。

Sunday, March 19, 2006

スナネズミ ネム


画像はスナネズミです。

画像は「flickr」というサイトに載せているお兄さんの写真です。ネムです。さんざん「意地悪そうな顔」をしていると連呼していましたが、この顔、、かわいいです。目が宇宙人っぽいです。

今日はオフィス系の雑貨を売るお店にいってきました。本格的に人形作りを始めようと思い、そのために必要な方眼紙を買いにいきました。そしたらそのお店、 近々なくなってしまうそうでセールをしていました。おかげで方眼紙が思ったよりも安く手に入りました。

ネムちゃんについて、、ネムちゃんはうちにいる3匹のスナネズミのボス格です。昨日のプチをいつもいじめて泣かせています。何かチーチー鳴いてるな、と 思ったネムちゃんがプチを追いかけ回していたりします。そんな時のネムちゃんはこの写真のようなまん丸い目をしてなくて、つり目でとがった顔をしていま すネムちゃんはとても偏食でインコの餌(粟)が大好きです。人も好きです。スナネズミは予想以上に甘えんぼで、常に人間から注目を浴びてないと気がすまないみたいです。ネムちゃんも毎日私にアピールします。木のトンネルの上に乗って背伸びをしてこちらを見ています。きっと

早く出せよ!

とか言ってるんでしょうねぇ。

Friday, March 17, 2006

スナネズミ プチ 2

昨日アップしたプチの写真がとってもきれいに撮れているので、ついつい自分が撮る人形の写真と比べてしまい、やる気をゴリゴリそがれています。

ということで、プチです。この写真は何度見ても笑えます。スナネズミはこうやって正面ちょっと下からのアングルで顔を見ると鼻の下がビロ〜ンと伸びていて、非常に間抜け顔です。私はこの顔が大好きです。嫌な事も忘れさせてくれる顔です。

スナネズミといえば「動物のお医者さん」が有名ですが、あれに出てくるスナネズミネタは不思議とうちの子達には当てはまりません。スナネズミの頭上に丸めたハンカチを投げると驚いて失神する、とかもうアレ違いますよ。うちの子達は「ホヘ〜、何か飛んでったな」という顔をして全く平気です。

私が初めてスナネズミを 飼った時、一番驚いたのが「地団駄」です。後ろ足で立ち上がって「タカタン!」と床を踏みならします。どういう状況でこれをやるのかいまいち分りません。興奮した時とか何か妙な気配を察知した時にやりますけど。これがなかなかインパクトのある地団駄で、一度手の平の上でタカタンやられた時には、あまりの衝撃で驚きました。

あの小指の爪の先ほどの大きさの脳みそで何を考えているのか分りませんが、私達が考えているよりもずっと賢いスナネズミです。好奇心旺盛で知らない場所や物に強い関心を示します。うちの子達はベッドルームにいるのですが、リビングルームを「幸せの国」か何かと勘違いしているようで、常にリビングへの逃走を試みています。一度ベッドルームから興奮して脱走してきましたが、その時のスナネズミネムちゃんでした)の顔はすごかったです。。。

「来れたよー!ネムちゃんここ(リビング)に来れたよー!」

と非常にご満悦な、得意げな表情をしておりました。

ま、その5秒後にお縄になりましたけどね。たった5秒間の「幸せの国」はネムちゃんの目にはどう映ったのか、とても興味があるところです。

こんな時間になってしまいましたが


今日はスナネズミの写真を載せてみました。スナネズミの「プチ」です。あだ名がたくさんあります。「プッチ」「プチーノ」「プチリーノ」「ペチ」「ペチーノ」、、毎回違う名前で呼んでるような気もします。

この写真は「Pear Computing LLC」のお兄さんが 撮影したものです。私じゃとてもあの小さい動き回る生き物を撮影するのは無理。絶対無理。動かない人形だってピントがずれたりしてまともに撮れないですか ら。

この写真はお兄さんが「flickr」という写真をアップするサイトに載せている写真の一つで、お兄さんの芸術的な写真がもっと見たい方はリンクから飛んでみて下さい。他にもかわいい写真(スナネズミの)がたくさんありますよー。ちなみにこの写真はちゃんとお兄さんから転載許可をもらってます。

プチの話を少し。プチはメスです。アグーチというスナネズミのノーマルカラーの子です。プチを飼う前に夢でスナネズミを飼う夢をみまして、その時に「プチ」という名前をつけていたので、現実でも同じ名前をつけました。プチは「petite」のプチです。プチには姉妹が2匹います。3匹で仲良く暮らしています。1匹はネム、もう1匹はアリサネムはいつも眠そうな顔をしていたので「sleepy」と最初名付けましたが、そんなバタ臭い呼び名は面倒くさいのでネムになりました。アリサちゃんは私のカスタムした人形と同じ名前「アリス」というのが本名でしたが、どんどんくずれてアリサになりました。

うちの子は名前と実物が全く逆になります。プチは小さいという意味ですがとんでもないおデブさんです。ネムはもう眠そうな顔をしてなくて、いつも意地悪な顔をして何かを企んでいます。アリサちゃんは、、、何と比べたらいいのか分りませんが兎に角「不思議の国のアリス」とはほど遠い感じです。

Wednesday, March 15, 2006

編みぐるみ ポンポン オリジナル


今日の画像は「PomPom original」です。前に歯磨き粉と一緒に紹介したのは2代目か3代目ポンポンで、こちらがオリジナルです。これはこういう生き物にしようと思って編 んだんじゃなくて、何気に編んでいたらこういう形になりました。一体何なのか作った本人である私でさえ分りません。でもつぶらな瞳とホワホワの質感がたま らなくかわいいです。

使用した毛糸はカシミア80%ナイロン20%のAikoという毛糸です。。。高かったです、、一玉$21.95でした。色と手触りがあまりに良かったので 買ってしまいました。目は9mmのブラックソリッドアイです。鼻は同じくAikoの黒で刺繍してみました。口もつけてみたのですが、口がない方がかわい かったので無くしました。

ポーズなんですが、最初は普通に足も手ものばして座るようにしていたのですが、それだと何か物足りなかったので座禅を組んでもらいました。

Tuesday, March 14, 2006

人形 ペイジ 2

ペイジの顔アップです。

特 にコメントする事はないですが、大きい写真だと細かいところまで見えるかなぁ、と思いあげてみました。しつこいようですが口が大きかったんですよ。削って 削ってここまで小さくしました。まつげもいい感じでピンピンしてます。チークをもう少しいれてみれば良かったかもしれませんが、あまりチークを入れるとや ぼったくなるのでやめておきました。ちなみに最初からあったチークは削って消してます。

人形 ペイジ


画像は「Page」ちゃんです。ペイジちゃんです。この子を作った時に私の中で史上最強のフリフリフィーバーが訪れてまして、是非この子にはピンクのフリフリが着せたい!そんな服が似合う子にしたい!という思いでカスタムしました。いつもの通り Fashion Fever Barbie のカスタムです。プラチナブロンドのクルクルヘアーです。お湯パーマでせっせとカールしました。髪の毛が元々短かったので、カールしたらフラフワというよりもゆるいパンチパーマ、いえ、カーリーヘアーになりました。

顔はこれでも結構削りました。口が大きいんです。ですので唇をかなり削りました。で、口を小さくすると今度は顎を小さく削らないといけなくなり、そしたら今度はほっぺも小さく、、とループです。がんばって削りました。目は緑色のアクリルアイ8mm。口紅は出来るだけ薄いベージュにオレンジとピンクを足してマットな感じに仕上げました。ホワ〜とした柔らかい表情が気に入っています。

服は思い切り甘ロリです。ピンクのコットンブロード生地とたくさんのレースを使用。このピンクの布、思ったよりもかたくて縫いにくかったです。スカートは座ると360度に広がるようにしました。布がかたいのでパニエ無しでも広がります。短いパフスリーブにガーゼ生地の長袖をつけました。もう、思いつく限りの所にレースを縫い付け、自分としては満足してます。スカートの上にオーバースカートをつけています。これはワンピースに縫い付けてあるので外せません。スカートを上身頃に縫い付ける時に中心が少しずれてしまいました。。。これは悲しかった。出来上がるまで気付きませんでした。

付属アクセサリーとして白いリボンとレースのヘッドドレスと靴下、それと一応白いチュールのパニエをつけています。パニエ無しでもいいんですけど、ここまで着飾っているのだからついでに、、ということでつけてみました。見えませんけどね。

Monday, March 13, 2006

編みぐるみ カエル 2


今回の画像紹介は「編みぐるみ カエル 2」です。これは前回紹介した「カエル 1」と同じ編み方でポーズが違うだけです。

寝てばかり、というイメージがどうしても抜けきらずこのような格好になってしまいました。顔がすごい安らか?なのでそのようなポーズにしようと思ったらこ うなりました。昼寝ってところです。

Sunday, March 12, 2006

編みぐるみ あつし君


今日は「あつし君」をご紹介します。この子はあつし君シリーズの第一作目です。去年の「稲垣法律事務所」さんのトップページのメインスターでした。

正 座してるんですが、これは私が足を付ける位置を間違えて体の前寄りにしてしまって普通に座らせるにも立たせるにも、どちらにも向かなかったので、やけく そで足を折り曲げて正座させました。猫なのに正座なんて、、と思ったものですが、これはこれでいいです。正座させると今度は手の位置に困り、行儀よく膝の 上にのせるようにして縫い付けました。この子は足も手も縫い付けて固定してあるので、ポージングが全く出来ずモデルとしてはかなり使えません。 首をかしげているようなのも意図的な作戦でそうした訳じゃなく、出来上がったらかしげてた、、つまりまっすぐに縫い付けられてなかったんですね。まぁ、こ れはこれで。。。(なんとか自分を納得させる)。

うちの子である印に首に平安時代の猫がつけていたような首輪をつけました。ちゃんとかす り模様の縮緬(人形用の布なので模様がちゃんと小さいんですよ)を 使用し、中には綿を詰めてあります。

座布団も手作りでって強調するほど良い出来でもないんですけどね。でも座布団もミニチュアだとかわいいですね。こういうのを何個も作っておくと他の作品にも使えて便利です。

こ の「あつし君」シリーズは顔が難しいです。失敗したといって何度も刺繍をやり直す訳にはいきません。刺繍糸から出る黒い繊維で白い毛糸が汚れてしまうからです。な ので一発で成功するようにしています。

材料はいつものアンティークレース糸です。体長は6cm。長い見事なしっぽもついてます。写真だと見えないんですけどね。この子は例外でこだわりの顎をつけてません。

Friday, March 10, 2006

ミニチュア 秋の風景

今日は暖かい一日だったんですね。夜の9時になって外に出てみたら思ったよりもあったかかったので驚きました。もうじき春かな?でも4月にも雪が降ったりするから油断は出来ません。

こんな話題ですが、秋の風景ミニチュアです。これは去年の11月に「稲垣法律事務所」さんのトップページのために作ったミニチュアです。11月ってどういう行事があるんでしょうか。「秋深し」しか思いつかなかったんですが。。

この木と台は Fashion Fever のバービーについてきたドールスタンドです(^^;)。このドールスタンド、腰の所で人形を固定するんですが、この固定する部分がプラスティックでもろい んです。ドレスとか着せたら固定出来なくなるんですよ。無理矢理固定させたら壊れるんです。それで壊れてしまったドールスタンドをどうにか使えないか、 と。

そのドールスタンドに樹脂粘土を付けて木を作りました。枝はアクセサリー用の針金をぐるぐる巻き付けて枝の形に整え、その上から樹脂粘土を付けました。も みじの葉は一枚一枚樹脂粘土で作りました。このもみじが大変でした。薄いからのばす時にくっつくんです。それをはがす時に失敗するともみじが破れます。ベ ビーパウダーを机と引き延ばす用に使っていた30cmものさしに振りかけたらくっつかなくなりました。基本ですよねぇ、これ。でも気付くまでちょっと時間 がかかりました。

もみじの葉も全部同じ色じゃつまらないので、一枚一枚の色を変えました。一枚の葉に3色入っているのもあります。これを50枚くらい作るのが面倒くさかっ たです。木の根っこも上手にできました。根っこの所にある草も樹脂粘土で作りました。目玉である特大キノコですが、これモロに毒キノコです。キノコ の写真をネットで見てて、一番毒々しいのを選んで参考にしました。ヨーロッパではこのキノコは白雪姫とかに出てくる赤いかわいいキノコとして有名ですが、 実は毒キノコです。赤いかさに白い点々、足の部分にヒラヒラがついていて、まあ毒々しいったら!でもこのキノコがとても評判が良かったです。このキノコに 猫の編みぐるみ達が集まって「これ食べれるかな?」と考えている構図でした。

これだけだと寂しいと思ったので枝にミノムシをぶら下げてみました。ちゃんと目玉もついているんです。これがちゃんと正面を向いてくれなくて。。枝に結びつけた時にはちゃんと正面を向いていたのに、いざ写真を撮る時になると横を向いてカメラマンを泣かせました。

稲垣法律事務所」さんのコラム→過去の写真とすすんでいくと、こ の木を使った写真が見れます。面白いので是非チェックしてみて下さいね。猫達はキノコを集めてまわってるんですけど、集めるキノコが全て毒キノコなんです よ。お馬鹿な猫達で鮮やかな色のキノコばかりを収集しています。

Thursday, March 09, 2006

編みぐるみ カエル 1

私が毛糸でぬいぐるみを作っていると知った友人の一人が「私の友達でカエルが大好きな人がいる。だからカエルを作ったらどうか?」と言ってきました。カエルかぁ。ということで作ってみました。

私 がカエルについて考えた時、「冬眠」「寝てばかり」というイメージばかりが思い浮かびます。小さい頃からカエルは好きです。実家の玄関の植木に春になる と必ずアマガエルが居着いていたんですが、そのカエルは人を恐れずマイペースに同じ植木に座っていました。かわいかったのでうちの家族も毎年そのカエルの 訪問を心待ちにしていたものです。

全身を緑色にするのも興醒めなので、白いアクセントをつけてみました。仕様した毛糸はメリノウール 100%の薄い緑色と白です。目は黒い刺繍糸、口はピン クのレース糸を使ってみました。笑わせる予定ではなかったのですが、出来上がりは笑ってます。そして座らせずにダラ〜っと寝転がる様にしました。気持ち良 さそうに寝てます。体長が13.5cmです。これくらいの大きさが一番編みやすいですね。

比較的簡単に出来て物足りないんですが、評判が良くうちの母親が特に気に入ってくれてます。この子はいずれ母親の所に里子に出します。母親はこの子を玄関に飾りたいそうで。。。

簡単に出来るので、他にも色々同じようなカエルを量産しました。これからちょこちょこ登場する予定ですのでよろしくお願いします。

Wednesday, March 08, 2006

人形 ゴスロリ 2

顔のアップです。口が開いているのが分るでしょうか?

で、このFashion Fever シリーズの人形について少し。。このシリーズの人形は手頃な価格でカスタム出来るのが利点なんですが、少々不満な所もあります。安いからそこまで望むなよ、というような不満じゃなくて(この 人形自体は素体としては文句ないです)。一つは気に入った人形が口を開けてるのが多いのと、もう一つは手が広がっていることです。

こういう仕様の人形なん ですが、手が広がってると服を着せる時に指が袖口にひっかかるんです。そうすると袖口がほつれてくるし、下手すると破れます。指が1本1本丁寧に作っ てあってきれいでいいんですが、着せ替え人形としては問題です。この指が邪魔でしょうがないです。かといって袖口を広げて服を作るとパフスリーブなんかは パフにならずに袖が腕にだらしなくずり落ちてしまいます。

今回のアームウォーマーも腕にぴったりしているのですが、これを付ける時に本当に苦労しました。指がひっかかる!これ一度付けたらそのままにし ておかないとアームウォーマーが破れそうです。私にはこの広がった手が非常に致命的です。そんな訳で私が作る人形の洋服は袖口をリボンでしばるタイプが多 いのです。ゴムを縫い付けて締め付けるタイプにしてもいいんですが、腕が細いからこれもまた難しい。

開いた口については、、、もう。。パテでうめて口を閉じさせるのが一番いいんでしょうけど、そこまでまだ技術がないです。造形に不満があるなら自分で最初 から作るしかないですね。ということで、今は自作の人形を作ってみたいなぁと思ってます。バービーサイズは小さいから最初はアンティークドールサイズ で。。。もっと大変かも。。

人形 ゴスロリ


今日ご紹介するのは「ゴスロリ」人形です。ゴスロリって実物を見た事ないです。でもあのデコラティブなお洋服はいいなぁと思ってます。ゴスロリって色んな 種類に別れてるんですね。今回のは「ゴシック」なカスタム人形です。Fashion Fever Teresa を使用しました。口が開いていますけど。。。

髪の毛はお湯パーマでクルクルカールにしました。が、これ結構大変でし た。髪の毛がもともと長くなかったので、ストローに巻き付ける時にスルスルと緩んで大変でした。髪の毛を大体30くらいにわけて巻きました。前髪なしです。

化粧はゴシックらしくはっきりくっきりです。まゆげの色も普通より濃くしてみました。黒いアイラインをばっちいり入れて、口紅は赤に少し黒をまぜました。 口が開いているタイプの人形なので、無理矢理全部口紅をぬって口を閉じているように見せてますが、角度によってはばっちり口が開いているのが分ります。目 はブルーのアクリルアイ8mmです。真っ白の肌にはっきりメイク、それに青い目と赤い口紅です。

服は手作りで、ドレスは黒のガーゼ生地を使用。ガーゼ生地が好きです。パフスリーブに袖口を黒いリボンで結びます。スカート部分は3段フリルです。襟部分 にちょっと大きめのレースを付けました。パンツも同様のガーゼ生地で、7分丈です。裾部分に黒い繊細なレースをつけ、膝より少し下でリボンでとめて緩やか に膨らむようにしました。これだけだと腕が何故か寂しい気がしたので、ガーゼ生地でアームウォーマーを作りました。手首の部分に黒い伸縮性のあるレースを 付けました。それと小さいシルクハットを作りました。これはフェルト生地で作ったのですが、なかなかかっちりとした形が出せなくて苦労しました。それに アイボリーの透けるリボンと同様のリボンで花を作り、黒いレースを丸くして飾りとしてくっつけました。これをちょっと斜めに頭にのせ、黒いリボンで結びま す。よくずり落ちます、このミニシルクハット。。。本物のゴスロリさんはあの小さいシルクハットをどうやって頭に固定してるんでしょうか?ピン?

Monday, March 06, 2006

毛糸の帽子

これから暖かくなる、というのに毛糸の帽子なんぞ作ってみました。

これと同じデザインで布で出来た黒い帽子を持っていたのですが、妹にあげてしまいそれから同じようなものを探してはいたのですが。。冬になると同じデザイ ンでフカフカの素材で作られた帽子が売りに出されるのですが、毎回買うのを忘れてしまう、というか機会を持てないというか。とにかくここ5年ほどこのテの 帽子に縁がありませんでした。

白いちょっと太めのモヘア毛糸で編みました。モヘアを使う時の問題なんですが、裏面ばかりがホワホワしませんか?これってしょうがないんでしょうか? 編み上げた帽子もやはり裏面が表よりもホワホワしてました。自分が欲しかったのは表がホワホワした帽子でしたので裏返しにして使うようにしました。毛糸は 約2玉使用しました。

必死になって編んだので4時間くらいしかかかりませんでした。立ち上がりの目を入れる方法で編んだので、目を数えるのもすごく楽だったし間違いもありませ んでした。今までは立ち上がりの目を入れない方法で編んでいたので、編み目はきれいなんですが目を数えるのが大変でした。今度からは立ち上がりの目をもっ と考慮にいれて制作に望みたいと思ってます。

Sunday, March 05, 2006

編みぐるみ 狐


画像は編みぐるみの狐です。冬の寒い時に作ったのでマフラーを巻いてます。

使 用した毛糸はカシミア100%です。編み心地も手触りも最高!です。わざと染めむらがあり、濃い部分と薄い部分があります。色は「drawn butter」と書いてありました。なるほど、ね。この種類の毛糸は色の名前の付け方がとても面白いです。柔らかいし目も見やすくて本当に大好きなんですが、高いんです。一玉$38もします。1玉分の毛糸でこれ1匹しか編めませんでした。この毛糸を買 う時には緊張します。手が震えます。

マフラーはアンゴラ毛糸100%の抹茶色です。この狐にぴったりです。美味しそうな色合いですね。狐の大きさですが、立つと22.5cm、座ると16.5cmです。私が作る物としては大きい方ですね。

編みぐるみ お昼寝せいいちさん


ご紹介するのは「お昼寝せいいちさん」です。これはこのブログの一番最初の「始まりのご挨拶」で紹介した「せいいちさん」シリーズの一味です。違う名前をつけてあげようよ、と思うのですが面倒くさくて。。。

薄い黄色(卵色)と白のアンゴラ毛糸で編みました。体長は5.5cmです。すごい気持ち良さそうに寝てますねぇ。。。今にもよだれをたらしそうです。ピンクのサテン布で作ったハート型クッションとセットになってます。目や鼻は黒の刺繍糸で。

こ のくらい小さい編みぐるみは顔を作る時にどうしてもブラックソリッドを使えません。私が持っているブラックソリッドは一番小さいので6mmです。それだ と大きすぎるんです。それに猫だからツリ目にしたくてもブラックソリッドを使うとまん丸お目目の、およそ猫とは言えない代物になってしまいます。私の猫の イメージ がどうしても「ツリ目」から離れないのです。ツリ目だけにするとイジワルすぎる表情になるので、それを押さえるためにタレたまゆげを付けます。すると何と も言えない顔になります。

私が猫を作る時に絶対にこれは外せない!と思っているのが「下顎」です。。。猫の下顎が大好きなんですよ。あれだけで猫のかわいさが3倍くらい増すと信じてます。ですのでうちの「せいいちさん」シリーズも「あつし君」シリーズも猫という猫に小さい下顎を付けています。

人形 アリス

不思議の国のアリスって人気ありますよね?実は私はこのお話をちゃんと全部読んだ事ないんです。でも作ってみました、アリス人形。

お話のアリスはまだ子供なんですが、うちのアリスはもう少し成長したバージョンです。これは Fashion Fever Barbie をカスタムしました。ちゃんと口を閉じてるのがいいです。

横 目になっているんですが、本当は目のくり貫きで失敗しまして、、、左右のバランスが狂ってしまったんです。それで仕方なく横目にしたらなんとか見れる顔に。目は茶色のアクリルアイ8mmを使用。茶色の目は柔らかい表情になるので好きです。もっと薄い茶色が欲しいです。

髪の毛はお湯パーマでストレートにしてボリュームを押さえました。前髪がないタイプだったので前髪を切ってちょっと斜めわけにしてしました。色が金髪というよりもプラチナブロンドでとてもきれいです。

こ の頃になるとカスタムするのも工程がルーチンワーク化してきて、簡単によりきれいに仕上がる様になりました。やっぱり数をこなさないといけませんね。メ イクはアクリル絵の具なんですが、口紅の色をもっと赤の強いピンクにしたかったのですが、どちらかというとオレンジの方が強くでちゃいました。それに上か らタミヤのクリアを塗ってツヤツヤにしてみました。

服も手作りしたんですが、アリスといえば水色のワンピースと白いエプロン。それだけだ と寂しいというか、結構派手な顔をしているのでそれに釣り合うような 服にしよう、と思ったらレースを多用してしまいました。服は白い襟付きの水色ワンピース(スカート部分にレース付き)、レース付きの白 いエプロン、白いコットンのペチコート(これもレース付き)、それと水色の大きなリボンのヘッドドレスです。欲を言えば水色と白のシマシマの靴下も作りた かったんですが、布が見つかりません。

人形 サイン

今回は私のお気に入りの人形を紹介します。この人形は私がお店で一目惚れして購入したものです。名前は「サイン」といいます。「Sine」です。数学のサイン・コサイン・タンジェントのサインです。

この風貌、ホラー以外のなにものでもない。顔の形成が最後まで出来てません。これはこういう仕様らしいですよ。

この人形は「Little Apple Dolls」シリーズの第一弾の子なんです。一つひとつの人形にテーマとお話がついてます。この子も悲しい過去があったようです。

この子が手に持っているリンゴですが、このリンゴに願い事をしながら付属の針をさすと叶うかもよ、、、ってな事なのでちょっと試してみました。この針がたくさんついてくるんですが(30本くらい)、そんなに願い事してもいいんですかね?

こ の人形の独特の雰囲気と長い黒髪、白い着物のような服がとても気に入っています。こういうゴシックというかホラーな人形というのは自分ではなかなか作れ ないものです。思い切って作ってみたいんですが、そこまで思い切れない。髪の毛についている赤い毛糸は私のアンゴラ毛糸で、付けてみたらとても似合ったのでそのまま。

この子にも早く新しい服を作って着せてみたいです。このホラーっぷりを吹き飛ばす能天気なピンクと白の縞々のセーターと健康的なハーフパンツなんてどうでしょうか?

お雛様


これが去年作ったミニチュアお雛様です。お雛様人形の一つ一つが2cmです。樹脂粘土で作りました。これがうちのペットのスナネズミに何 故か大好評で齧られホラー化してしまいました。画像拡大してご覧になると分るのですが、お内裏様の後ろ頭とお雛様の顔の横が齧られてます。ひな壇はバルサ材で、赤い厚手の布を敷いてます。小さな屏風は画用紙に金箔をはり、縁を千代紙で飾りまし た。

猫の人形はアンティークレース糸で編んだ「あつし君3号」と「小さいあつし君」です。この子らは去年「稲垣法律事務所」 のトップページで活躍した子です。3号君の大きさは7.5cmです。小さいあつし君の方の体長は3.5cmです。3号君は手足に針金が 入っているのでポーズがとれますし、立たせるのも楽です。3号君の首輪は昔(平安時代とか)の猫がつけていたような布の中に綿を入れた物です。オレンジ色 の縮緬生地で出来ています。

後ろの大きな屏風ですが、これも手作りでバルサ材の枠組みと重ねた厚紙に金箔をはり、枠には墨とツヤ出しを重ね塗りしてあります。非常にゴージャスです。 これは10cmX13cmの物を2枚つなげてあります。日本的な行事のミニチュアのバックにはこの屏風がとてもよく似合います。重宝しているミニチュアの 一つです。

Saturday, March 04, 2006

編みぐるみ グラント


今日 ご紹介するのは編みぐるみの「グラント」です。これはシリーズで色んな動物を編んだのですがその中のネズミです。ネズミの特徴が丸い耳しかないです。 ネズミって結構特徴を掴むのが難しいんですね。一番いいのはネズミのあの歯をつけることなんでしょうが、私はあれがあまり好きではないのです。そしたら耳 としっぽくらいでしか特徴を出せないんです。デフォルメだから余計に上手く表現出来ない。。。

使用したのは黄色と黄緑色のメリノウールです。この毛糸はとても編みやすいです。サクサク編めます。目は6mmのブラックソリッド。体長は12cmです。

Thursday, March 02, 2006

レース編みの小袋

雪がちらほら降っとります。。。3月に入りましたがまだまだ冬景色が続く毎日です。雪は降っているのを見るにはきれいでいいですが、出かける時は大変です。

今 日ご紹介する作品は「レース編みの小袋」です。これは私の知り合いの方にプレゼントする用です。その方は敬虔なカトリック教徒の方なのですが、毎晩寝る 前ベッドの中でロザリオをにぎってお祈りするらしいのですが、途中でどうしても寝てしまいロザリオを顔の下に敷いてしまうらしく、起きると顔にロザリオの 跡が残るそう。。。それで去年のクリスマスに「ロザリオを入れる小袋みたいなのが欲しい」とリクエストされたのですが、私が満足のいくものが作れず今日ま でそのままになっていました。

ここの所レース編みや普通に編み物ばかりしていて、きれいな十字架のモチーフを見つけたので、それを2枚編ん で上にはやはり縁取りのレースを続けて編んで みました。ロザリオいれるくらいだからやはりそれにちなんだ、綺麗なモチーフが良かろうと思ったのです。編んでみて自分でもよく出来たと思いうれしくなりました。

使用したのはアンティークレース糸とアイボリーのリボンです。このアンティークレース糸は「ゆっきー」で使用している糸と同じものです。大きさは11cmです。あまりスカスカしたデザインだと袋の役目を果たさないですよね。縁取りのレース編みも王冠のようでかわいいです。

Wednesday, March 01, 2006

3月ですね

今日から3月ですね。まだまだ寒いですが。今日の画像は「稲垣法律事務所」さんの3月のトップ画像の一部です。

前に書きましたが、毎回ネタに悩まされているんですが、今回もかなり悩みました。2月は28日までしかないしアセルばかりで本当に困りました。3月はひな祭り!ひな壇のミニチュアを飾ってその隣にゆっきーを座らせよう!と簡単にはいかないのです。去年にそのネタをやりましたので、今年は違う3月らしさを出 せればなぁ、と2月中はずっと考えていた訳です。

でも3月はひな祭りくらいしか思いつかないし、他に卒業式とかでゆっきーに卒業証書を持 たせてちょびっと泣いてもらう、とかも考えたんですが、それだけだ と画面が無駄にあいてしまいそうで。卒業ネタはそれで却下しました。その後に悩みながら買い物に出かけたら、もうイースターのうさぎとかひよこのチョコレー トを売っていたので「、、、これだ!」と思ったわけです。「今月はイースターだ!」と。

イースターならうさぎとかひよことかと戯れるゆっ きーとか、うさぎやひよこと卵にペイントするゆっきーとか、色々出来るわけですよ!後は作るだけ、と意気 込んでいたんですが、一応念のためにイースターが3月の行事であるかどうか確認をしたところ、、、なんと今年のイースターは4月に始まるというじゃないで すか!し かもその時までイースターというのは年によって日にちが違うって知りませんでした。良かった、、、先に調べて、、、作り始めてから気付かなくて、、、というかうっかり恥をさらさなくて。。。

急遽違う題材を選ばなくてはいけなくなり、ひな祭りもイースターも駄目なら何をすればいいん だ?と呆然としていたんですが、3月は春っていうイメー ジがあるので、それでいってみよう、と。春には花がたくさん咲くという短絡的なアイディアしかなかったんですが、これも表現次第で見せれるものになるん じゃないかなぁと思い、最近編み物ばかりしているというのもあって、毛糸で花をたくさん作ってそこにゆっきーを置いてみることにしました。

最 初は普通のアクリル毛糸で花を編んでいたんですが、これがラフレシアとか食虫植物とか、なんか人を食いそうな花にしかみえなくて。。。それで今度は淡い色 合いの細い モヘア毛糸で編んでみると、これがかわいいんです!春らしいフワフワした感じがよく出ました。小さな花をたくさん編んでいるうちにどんどんノって きて、「そうだ、ゆっきーは大きなお花の上に座らせよう」と依然紹介した「PomPom」で使用したピンクのアンゴラ毛糸を使って少し大きめの花を作って みました。これにゆっきーを座らせると、春というよりも涅槃ってイメージが強くなってしまいました。どうせならこれを水の上に浮いているようにしようか、 とも思ったのですが、それだと3月を表現するという事から遠ざかってしまいます。ですのでピンクのシフォン生地にこれらの小さな花を縫い付け、それをバッ クドロップ代わりに使用してみました。

本当ならもっと黄色とか黄緑色の毛糸も使ってたくさんの色の花を編んで使いたかったのですが、今丁度手元に毛糸の種類があまりないんです。細いモヘア毛糸 というだけでちょっと強めの色彩の毛糸も使用してしまいました。編んでいる時にはそれほど違和感を感じなかったのですが、写真に撮ってみると何かすごいで すね。。。

こんな感じで3月のトップ画像は制作されました。今回のはどうでしょう?ちなみに去年作ったミニチュアひな壇はペットのスナネズミが齧ってしまい、ちょっとホラーな感じになってしまいました。。。