「瀧乃さん」の詳細です。画像は瀧乃さんの全身像です。昨日アップした写真はよく見たらピンボケしてますね。
瀧乃さんですが、夢二の有名な絵「黒船屋」の着物に似せて作りました。あの黄色の縦縞の着物、緑色の帯、赤い襦袢、、、でもよく見たら、うちの瀧乃さんはピンクの襦袢に赤い裏地の着物になってますね。あの絵からは半襟の色とかが分らなかったので襦袢と似たサーモン色の半襟を作りました。
着物の布は手芸屋さんでセールになっていたコットン生地です。ピンクと赤い布はいつものコットンブロード。帯は人形用の(多分お雛様用の絹)布なんです が、ものすごい刺繍がしてあります。波の模様です。半襟の布も人形用の絹布なんですが、これまた見事な刺繍が施してあります。帯揚げは縮緬で、これも金糸の刺繍がしてあります。これは孫悟空を思い出させる雲の刺繍です。帯締めをどうしようか悩んでアイボリーの細い リボンを使いました。足袋は白いコットンブロードです。
顔ですが、昨日も書いたように伏し目がちの日本美人を目指しました。口紅はタミヤクリアカラーの赤だけです。髪型 は難しかったです。大正時代ということで本来なら「耳隠し」とかやってみたかったんですけど、髪の毛の植毛具合からそれを断念し、ひさし髪にしました。日本髪を結うには髪の毛の量、長さともに足りず。
そして忘れちゃならないのが椿のかんざしです。これをつけたいためにこのカスタムをしたと言ってもおかしくないです。こういう髪型にはかんざしがとても似合いますね。
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