ミニチュア おでかけ帽子

今日の画像は白いシッポの仲間がかぶる小さな帽子です。

細いレース糸の白いのを買ってきて、それを紅茶で染めてミルクティーのような色にし、帽子を編んでみました。先日紹介した小さな小さな帽子と同じ編み方です。あれをかぶった子犬があまりにも可愛かったので、仲間にも編むことにしたのです。




帽子のリボンは白い刺繍糸で、これは部分的に縫い付けました。それにワンポイントに小さな星のボタンをつけました。シンプルなものですが、さすがに９つも作ると飽きますね。星の色は各子犬・子猫に合わせてあります。



こちらが装着例です。かぶるっていうよりものせるって感じです。これを人に見せたところ、子犬の方は「スイスのヨーデルを歌っているようだ」と言われ、子猫の方は「アンデスの民俗衣装のようだ」と言われました。




ちょっと拡大。子犬と子猫は大丈夫ですが、子ネズミにはかぶれませんね。みんなでお揃いの帽子をかぶらせてみたいです。

球体関節人形 １体目 化粧直し

今日は１体目の球体関節人形の化粧直しの画像を載せてみます。まず、化粧を直す前の画像はこれ。



この化粧を落とせるだけ落とします。紙ヤスリで丁寧に磨いていきます。そしてここまで落としました。



これからアクリル絵の具で化粧をしていきますが、今回はまつげもつけてみることにしました。人形用のまつげを目のサイズに合わせて切り、長さも男の子なので短く自然な感じにします。切ったらボンドで接着。それから化粧の続きとなり、完成したのがこちら。



口紅が赤すぎますね。これはまた今度直していきます。今はまずこれで良しとしておきます。他の画像もどうぞ。





女顔に拍車がかかりました。髪の毛で顔の輪郭を隠すようにすると丸顔になり、女顔になります。まつげって偉大。




おまけ画像。友達から狐のお面を頂きましたので、一緒に記念撮影。仲が良さそうです。

琴爪入れ ねずみ

今日の画像は琴爪入れのねずみです。

ねずみ〜？！と言われそうですが、ねずみは立派な縁起物です。子孫繁栄やら厄よけやら、色んな意味があります。赤い目が厄よけですし、繁殖力が強いということから子孫繁栄とか、繁栄とかそんな感じらしいですね。

で、作ったこのねずみの琴爪入れ。モデルは飼っているスナネズミの「ぽっくん」！色が同じなんです。ライラックという色です。日本だと普通にネズミ色ですね。シッポを長く立派にし、赤い目もぽっくんとお揃い。袋の口の部分、「口べり」というんですが、これはピンクです。耳の中もピンクです。ぽっくんの鼻はピンク色なので、この琴爪入れも鼻はピンクのビーズにしてみました。ひげもビーズアクセサリー用のナイロンワイヤーを使いました。うさぎの時と同じですね。

中の袋部分、「内袋」というのですが、ここはピンク地にいろんな色の水玉模様の布を使用しました。この布は私のお気に入りです。

紐はナイロンの紐なのですが、これを自分でピンク色に染めました。絹の染料を使ったのですが、結構綺麗に染まりました。紐先はぽっくんの毛皮色の玉をつけました。とても可愛いねずみ袋です。

ミニチュア Wii

今日の画像は去年のクリスマス前に急いで作って子犬のチャーミーにプレゼントした「Wii」です。

クリスマスの様子を編みぐるみを使って演出してみようと思い、プレゼント等を作ったんですが、これはそのうちの一つです。チャーミーが「ほしいほしい！」と言っているように思えたので作ってみました。実物を持ってないので、画像を見ながら作りました。とても小さいのです。

ディスクを入れる部分の青いライトが綺麗に出来ました。タミヤクリアカラーの青を使い、あらかじめ溝を掘っていた所に塗っただけですが。実物を持ってないし、見たこともないのでよく分らないのですが、横に色の違いがあります。白い部分とグレイの部分です。

リモコンも出来るだけボタンを忠実に作ってみました。ボタンは樹脂粘土で後はバルサ材だったりします。十字を作るのに苦労しました。

チャーミーはとても喜んで画像のように振り回して遊んでいました。今年のクリスマスには今時のうっすいテレビを所望されそうです。ミニチュアのテレビは作ったことがないなぁ。

よ〜く見ないと分らないのですが、本体とリモコンには金色の四葉マークが入っています。

６月のトップページ ネズミパパとベル

今日も夕方に激しい雷と雨でした。こんにちは。不思議といつも夕方なんですよね。近くに雷が派手に落ちました。すごい音でした。

今日の画像は６月のトップページのパパとベルです。

一応、今年のトップページの主役はサスケ君なのですが、２月の時と今月はパパとママが主役に見えるくらいに目立っています。パパはママにピンク色の睡蓮の花を差し出しています。そんなパパの様子を双子の男の子のベルが見ています。

パパが乗っている大きな蓮の葉っぱは、オオオニバスという種類です。このオオオニバスの葉っぱはとても大きくなり、人間の子供が乗っても平気なくらいです。水の上に浮かび、葉の周囲が立ち上がっているのが特徴です。葉の葉脈は刺繍し、周囲の立ち上がりもよく見るとカーブと切れ込みがあります。ベルが乗っているのは普通の睡蓮の葉っぱです。

私も一度オオオニバスの葉っぱに乗ってみたいです。

琴爪入れ 梅

今日の画像は下げ飾りの琴爪入れ２個目の梅です。

この梅の真ん中のふっくらした部分を見てから「作りたい！」と思っていました。私は梅は白梅が好きなので、作るなら白梅！と決めていました。漂白した縮緬を使い、花弁と真ん中のふっくらした部分を縫い、ガクの所で悩みました。

ガクの部分の緑色の縮緬を持ってなかったのです。この緑色、緑でもあり青にも近いのです。青でもなく緑でもない、とても不思議な中間色です。この緑が白梅に合うのか、かなり悩みました。もっとうぐいす色的な方がいいんじゃないかと思って、自分で布をその色に染めるのを待とうかとも思いましたが、この青緑のガクにして良かったと思います。梅は寒い時期に咲くので、白い花びらと青緑の組み合わせが冬の寒さを連想させて丁度いいのです。

一番苦労したのは「におい」と呼ばれる真ん中の刺繍です。金糸で刺繍したのですが、金糸は普通の糸と違い張りがあり、針の穴からするすると抜けてしまいますし、綺麗に刺繍するのが難しいのです。また金糸にしようか銀糸にしようかでも迷いました。銀糸にすると寒々しさが増すので金糸にして、ちょっと暖かみを出しました。

紐は絹の打ち紐です。頂き物なのですが、緑、茶色、白、金のグラデーションが見事です。また絹の打ち紐は房が綺麗に作れるのでとても好きな素材です。紐の端をほどき、アイロンで綺麗に伸ばすとサラサラな房が出来上がります。

ミニチュア ロールケーキの麦わら帽子

今日の画像は子犬のムサシ君に送るロールケーキの麦わら帽子です。

ムサシ君の持ち主さんがロールケーキがお好きらしく、よくそのお話を聞いていましたので、ムサシ君の帽子にはロールケーキをつけることにしました。３種類くらいつければ色とりどりで可愛いかなと、モカ＆チョコレート、苺のツブツブロール、抹茶ロールを作りました。

モカのスポンジにチョコレートクリーム。苺のスポンジに生クリームと苺のツブツブ。抹茶スポンジにカスタードクリームです。生クリームとカスタードクリームのフェルトは色が違います。

フェルトを巻いて糸で縫い付けるようにして形を整えました。フェルトに木工用ボンドは相性がよろしくありません。３つのロールケーキを載せるレースペーパーといいますかお皿といいますか、それを白いレース糸で編みました。形は葉っぱなのですが、ロールケーキが思ったよりも場所をとり、葉っぱに見えないですね。麦わら帽子のリボンは濃い緑色です。これも持ち主さんの好きな色です。

きょうしろう君にかぶらせてみました。ロールケーキがパッと見に薔薇モチーフにみえて、華やかな印象を与えます。でもよく見るとロールケーキなんですね。

ミニチュア 小さい小さい帽子

今日の画像は小さい小さい帽子です。

うちの編みぐるみの子犬や子猫にはフェルトで作った小さいぬいぐるみを持っている子がたくさんいます。一人ぼっちで寂しいだろうと思い、色んな種類の動物を作って送りました。その小さい子達のための帽子を今回の麦わら帽子と一緒に作ってみました。

とても小さい頭なのでそれにフィットする帽子となると市販では手に入りませんので、レース糸で編んでみました。水色のレース糸で帽子を編み、白いリボンに見えるように白いレース糸で帽子の頭の周りとグルリとチェーンステッチしてあります。これだけだと寂しいので飾りに白いお花と星のボタンをつけました。白いお花もレースの手編みです。

ぬいぐるみの中には耳が頭の上についている子もいますので、その子達の帽子は耳がちゃんと出るように耳穴をあけて編んであります。これが面倒くさいかと思ったのですがそうでもありませんでした。

実際に小さいぬいぐるみにかぶせると画像のようになります。子犬の頭には大きさがあわないのですが、のせるタイプの帽子に見えて可愛いので、このタイプの帽子も作ることにしました。麦わら帽子は観賞用、小さい帽子は被る用です。そちらの写真もそのうち紹介していきます。

６月のトップページ サスケ君

今日は昨日とうってかわって激しい雷雨の一日でした。こんにちは。ずっと曇り空だったんですけど、夕方にはゴロゴロと騒がしくなり、強い雨が降りました。

今日の画像は６月のトップページのサスケ君です。

サスケ君は蓮の葉の上にたってます。蓮の葉はフェルトで出来ていて、針金を入れた茎を床につきさしています。針金がしっかりしているので、サスケ君が上に乗ってもビクともしません。が、この薄いフェルトの上にどうやってサスケ君を立たせようか、結構悩みました。サスケ君を立たせるだけならいいんですけど、傘の重さも加わります。なんとか無事に立たせ、ポーズも決まりました。

サスケ君の周りは画像のように蓮の葉と蓮の蕾みがあります。

ミニチュア 苺の麦わら帽子

画像はミニチュアの麦わら帽子です。

１／１２サイズの麦わら帽子を購入したのですが、このサイズは１８個入りしかなく、１８個もミニチュア麦わら帽子が手元に入ってきました。私の編みぐるみ「白いシッポ」の仲間を持っている方達に、「麦わら帽子いらんかね〜？」とたずねましたところ、何人かが「欲しいです！」ということで、その子達に麦わら帽子を送ることにしました。どうせだから一つずつ違う飾りのついたものを、ということで、この小さな麦わら帽子に飾りを作ってつけることにしました。

画像の麦わら帽子はプリンという子犬にあげるものです。プリンの持ち主さんが苺が大好きなので苺の飾りを作りました。苺はフェルトで作り、ちゃんと黒い種とへたもつけました。小さすぎるから種は分らないかなぁと思いましたが、画像アップしたらちゃんと見えますね。

それだけだと寂しいので緑色の刺繍糸を葉っぱに編み、そこに白いイチゴの花を模した模様をつけてみました。リボンは白にして、爽やかさをアップしてみました。

子犬がかぶるとちょっと大きいので、この麦わら帽子はもうちょっと大人になったらかぶってね、ということで、これとは別に子犬もぴったりかぶれる帽子も作っています。その画像はそのうち紹介させていただきます。

琴爪入れ うさぎ

今日は新しい琴爪入れを紹介します。

漂白した長浜縮緬と赤の縮緬で作ったうさぎの琴爪入れです。赤い目は厄よけだそうです。ひげはビーズアクセサリーを作る透明の紐です。

琴爪入れは内部も表のように綺麗な袋になっています。縫い合わせる順番が非常によく考えられており、そのおかげでどこから見ても縫い代の見えない綺麗な縫い目になっています。

６月のトップページ 蓮の葉っぱ

今日の画像は６月のトップページの蓮の葉っぱです。

睡蓮の葉と蓮の葉とオオオニバスの葉は全て形状が違います。そして睡蓮の葉は水をはじきませんが、蓮の葉は水をはじきます。だから蓮の葉には綺麗な水玉が出来るのですね。それをビーズで再現してみました。

水滴のビーズは透明のガラスビーズと水色のビーズを使いました。この２つをバランスよく配置して縫い付けます。キラキラした水滴のように見えます。サスケ君の立っている葉っぱには、透明ガラスビーズが雫のようにポツリと落ちているように見えるようにぶら下げてみました。

葉っぱはフェルトで作り、葉脈は刺繍糸で刺繍をしました。茎の部分はアートフラワー用の針金を使い、その上からフェルトを巻き付けて縫い付けてあります。だから茎の形が自由自在です。蓮の葉っぱの周囲が軽くフリルのようになっているので、フェルトを引っ張って伸ばしてフリルみたいなのを再現してみました。

６月のトップページ ネズミママとメル

今日の画像は６月のトップページのネズミママと双子の赤ちゃんの女の子のメルです。

ネズミママは蓮の花の上に座っています。この蓮はフェルトで作りました。外側の花びらは白、内側はピンクです。蓮の実の部分にはビーズをつけてみました。茎に針金が入っており、曲げたりすることが出来ます。おしべ（匂い）は太めの刺繍糸です。

毎月恒例になったママの今月の帽子はテーマに合わせて白い睡蓮にしました。ピンクにしようか悩んだのですが、ピンク色の蓮の上に座っているので白にしてみました。帽子のつばの部分は睡蓮の葉っぱです。ママの頭の形状から、こういった小さいタイプの帽子しかかぶせられないのですが、これはこれでエレガントになっていいですね。

双子の赤ちゃんのメルは濃いピンクの睡蓮の前にある葉っぱにいます。カエルっぽく見えます。

６月のトップページ 睡蓮

画像は６月のトップページの睡蓮を２つ。

濃いピンクのフェルトで作りました。一つは咲きかけ、一つは完全に開花したところです。蓮は淡い色合いが多いですが、睡蓮ははっきりとした色が多いですね。睡蓮は丁度水上に咲きます。茎は水の中です。

実はもう一つ睡蓮を作っていました。白い睡蓮です。これは撮影に使うのをすっかり忘れてしまいましたので画像がありません。水の上に浮かぶのではなく、ちょっとだけ茎が水上に出ているタイプでした。

６月のトップページ 全体像

６月になりました。今月は蓮池を作ってみました。６月→梅雨→カエル→蓮の葉、と連想していきました。

みんながまとまっているならもっと細部まで見えるのですが、今回はセットが比較的大掛かりなので、細かいところが見えにくくなっております。こちらでそういう所を紹介していきたいと思いますので、ゆったりとお楽しみくださいませ。