Sunday, July 27, 2008
縮緬の染色状況
長浜縮緬の反物から1mくらいの長さでカットした縮緬をシルク専用の染料で染めていっています。結構な数になってきました。画像の左から:
・ラカーブルーというくすんだ濃い青と赤紫を混ぜたもの
・赤紫を薄めたもの
・オペラ・パープルという鮮やかな紫色
・カナリーという明るい黄色とサフランを混ぜたもの
・サフラン
・アンティークレッド
・コーラルレッド(珊瑚の赤)
・プライムブルーという鮮やかな青を薄めたもの
・プライムブルー
・ローズで染めたけど何故かたけのこ色っぽくなったもの
・パームローズというピンク
・オリーブグリーン
・シナバーグリーン
・漂白だけして染色してないもの
一つの色も薄め方や混ぜ方で色がかなり変わってきます。また強い色を出すにはかなりの量の染料が必要になりますし、2度3度と染色を繰り返す必要があります。
これらは染色した後にスチームして染料を定着させ、乾燥させた後に水で軽く余分な染料を洗い流し、更に酢水に浸します。全ての工程が終わると、また完璧に乾燥させ、アイロンを軽くかけます。染色→乾燥、スチーム→乾燥、仕上げ→乾燥、と3度も完璧に乾かす必要があるので、時間がかかなりかかります。
先日染料をはじく薬品や滲みをおさえる薬品を入手しましたので、今度は縮緬に模様や絵を入れていきます。こちらはまた大変な作業ですが楽しみです。上手くなったら人形の着物も手描きの模様入りにしたいです。
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