Friday, January 30, 2009

琴爪入れ 桔梗



画像は久しぶりに作った琴爪入れです。自分で白無地の縮緬を染色しているので、カラーバリエーションが豊富になり、作るのが楽しくなってきました。桔梗です。

今回使ったのは真ん中の黄色い花芯は既製の縮緬で、他は全て自分で染めたものです。紐も自分で染めました。この紫に近い濃紺がとても気に入っています。明るい紫よりも落ち着いた渋い大人しい雰囲気の桔梗に仕上がりました。色の組み合わせは悩みますが、楽しい作業です。

Monday, January 26, 2009

編みぐるみ フレンチクルーラー




久しぶりの更新です。こんにちは。今年は冬らしい気候でとても寒く雪もよく降ります。連日マイナス14度くらいが続いていました。

今日は毛糸で編んだフレンチクルーラーを紹介します。ドーナツを作ったら次はやはりフレンチクルーラーです。あの形、一度は毛糸で作ってみたいものです。

が、かなり苦戦しました。まず1枚布の状態からフレンチクルーラーを作ろうとして、どうにも納得いかず失敗(1)。更に続けて1枚布の状態でなおかつ高さを出そうとして失敗(2)。ようやく1枚布状態から脱して、3つにパーツわけして編んだものの、高さがありすぎで納得いかず失敗(3)。もう少し高さを低くしようとしたけど、ややまだ高い&中央の穴が小さすぎて失敗(4)。5個目でやっと納得のいく形に仕上がりました(5)。1枚目と2枚目の画像を見ると推移がよく分かります。こうして基本のフレンチクルーラーが出来上がりました。

次はチョコレートがかかっているバージョンです。このバージョンの方がよりフレンチクルーラーに見えるかと。1つ作ってみると、とてもそれらしく見え、機嫌が良くなり続けていろんな「〜かけ」を作ってみました。どれも美味しそうです。画像の他にも抹茶チョコレートかけ、とレモンアイシングかけがあります。

フレンチクルーラーを作るにあたり、ネットでたくさんのフレンチクルーラーの画像を見ました。が、斜め上のアングルから撮影されたものが多く、真横とか真上というのがありませんでした。だから高さとか穴の大きさをどれくらいにするかかなり悩みました。フレンチクルーラーって結構高さがあり、穴が小さいです。でこぼこに編む方が難しいんじゃないかと思われそうですが、それよりも高さと穴の大きさ、それと横に見えるつなぎ目の加減の方が難しかったです。つなぎ目は絞りすぎると途端にフレンチクルーラーから遠ざかります。緩すぎるとそれはそれで微妙です。絶妙にキュッとさせるのがいいですね。

画像だけではらちがあかなかったので、ついに1個本物のフレンチクルーラーを買ってきて参考にしました。立体を作るには立体を参考にするのが一番です。この辺は人形作りの時に嫌というほど分かっていたはずなんですけどね。。。かなり観察したのでしまいにはカチコチになってしまいました。しっかり残さず食べました。

Tuesday, January 06, 2009

エコたわし 苺





今日の画像は苺のエコたわしです。前にも苺は作っていたのですが改良しました。より苺らしい形をだすために。

種の刺繍をするので1枚だとどうしても裏が悲しいことになります。だから裏も表と同じものを作り2枚重ねることにしました。おかげで厚みがありしっかりとしたものが出来上がりました。ふちの所がかっちりとした形状になっているのがお気に入りです。消耗品ですので出来るだけ使いやすく頑丈なものを作るようにこころがけております。

苺のエコたわしはただいま4種類ありまして、赤、濃いピンク、薄いピンク、それにグリーンです。グリーンの苺は酸っぱい苺をイメージしています。ヘタのフリフリも可愛いです。

Sunday, January 04, 2009

編みぐるみ イスパハン

あっという間に三が日が終わりました。こんにちは。月日が過ぎるのが本当に早いです。

今日の画像は毛糸で編んだイスパハンです。ピエール・エルメの有名なお菓子、マカロンのイスパハンです。

マカロンを編んでから「これも編めるんじゃないか?」なんて思って作ってみました。やはり実物を見たことがないので画像を参考にしてみました。ゴロゴロとフランボワーズがはさまれており、トッピングも薔薇の花びらとエルメのプレートがのっています。全てアクリル毛糸で作りました。

フランボワーズの数を何個にしようかちょっと考えました。マカロンからはみでないように、隙間にはクリームがちゃんと入り込むように縫い合わせるのが難しかったです。最初プレートは付けてなかったのですが、黄色いプレートがあるとより一層イスパハンに近づきますね。

Thursday, January 01, 2009

明けましておめでとうございます 編みぐるみ マカロン

明けましておめでとうございます。今年もゆるゆると更新して参りますので宜しくお願いします。今年はミニチュアや編み物からちょっと距離をおきまして、人形制作に専念したいと思います。といっても気分転換と言っては人形以外の制作もやる気満々ですが。

今日の画像は毛糸で作ったマカロンです。ドーナツを作ってから巷で人気のマカロンを作ってみたい!とずっと思っていました。シンプルな形で可愛いマカロン、実は実物を目にしたこともありませんし食べたこともありません。こんな私にマカロンが作れるのか?

ということで作ってみたのが上の画像です。マカロンの特徴、コロンと丸い形、はさまれたクリーム、ガナッシュ(?)の部分のひらひら。これらを毛糸で表現してみましたが、どこかが違う。UFOみたいな形で、特徴は掴んでいるのにどこか違う。今一度マカロンの画像を検索して片っ端から見ていきました。しかしどこがどう違うのかはっきりと分からない。。。厚みが過ぎるのかと思い平たくしてみたら今度はひらひらが目立たない。ガナッシュの淵が結構鋭角にカーブしているけど、それを毛糸で表現すると大きくなりすぎてしまう。小さくするとまたUFOみたいになる。綿の入れ具合で調節しようとしたら今度はドラ焼きになってしまう。

大きくすると細かい造形が楽になりますが、それだと可愛さが半減してしまいます。小さく細かくするには毛糸を細くする必要がありますが、私はどうしても手持ちのアクリル毛糸を使いたかったので、なんとか編み目の調節をして満足いく大きさ&形にしました。それにはマカロンをパーツ分けし、一つ一つのパーツを納得いくまでリアルに近づけないといけません。今までは2枚のガナッシュと、平たい円盤に編んだクリーム、これをガナッシュにはさんでいたのですが、平たい円盤をやめてイカリングみたいなパーツに編み変えました。これをガナッシュ2枚ではさむとクリームがガナッシュに埋没することなくある程度の厚みを持たせることが出来ます。で、完成したのが上のマカロンです。

ドーナツは1つのパーツで良かったのですが、マカロンとか形が難しいものは1つのパーツで作ろうとせずに、いくつかのパーツに分けると造形が楽にリアルなものが作れるようになります。縫い合わせる時と綿の入れ具合がちょっと難しいですが、可愛いマカロンが出来上がりました。