Sunday, October 04, 2009

琴爪入れ 座り鶴・亀



気付けばもう10月ですね。こんにちは。今年も残す所あと3ヶ月足らずですか、早すぎます。

今日の画像は琴爪入れの座り鶴と亀です。前回紹介した折り鶴と亀巾着と対になります。

鶴はとてもエレガントな姿で気に入っています。首に針金が入っていて、あの首の独特の曲がり具合が出せるようになっています。くちばしは黒い和紙を針金に巻き付けたもので、頭と目は縮緬を小さく切って貼付けてあります。羽や胴体の形が白鳥を思わせてしなやかで綺麗です。黒い尾羽は柄物の縮緬を使ってみました。

亀は前回の亀巾着で苦労したので作るのにあまり乗り気でなかったのですが、前回分からなかった内底の仕組みがやっと分かり、気分良く作れました。甲羅周囲のフリルは折りたたみの幅で1周クルリと取り巻くことが出来るかどうかがかかっているので、慎重になってしまいました。余るのはいいのですが足りないと悲しいですからね。甲羅部分の継ぎ接ぎは、布選びが楽しいです。緑を基調にしてみました。全体的に丸っこいゾウガメみたいな亀になりました。

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