Monday, April 12, 2010

縮緬細工 ミニ犬張り子

今日は琴爪入れではない縮緬細工の紹介です。


以前から作ってみたかったミニ犬張り子です。つり草飾りにぶら下げられるサイズなのでとても小さいですが、結構凝っていますし、あるべきパーツも全てある優れものです。


小さくてもちゃんと背の上には飾り布がかかってますし、立派な首輪には3つも鈴がついてます。このせいか、前方に重心がかかり、コテッと顔から床に突っ込んでしまうことも。


以前作った普通サイズ(これが普通サイズかどうか分かりませんが)の犬張り子と並べてみると、こんなにも大きさが違います。ズラーッとサイズの違う子達を作って並べるのも楽しそうです。


チャーミーが乗るとぴったり。

Sunday, April 11, 2010

琴爪入れ 牡丹・山茶花

今回作っている琴爪入れは全部で55個になる予定です。そろそろ後半戦、残った琴爪入れ達は難易度の高いものや作るのに時間のかかるものばかりです。


牡丹です。今迄作っていたのが比較的小さめのサイズのものだったせいか、この牡丹の大きさには驚きました。作品としては今迄の中で一番大きい?


山茶花です。この一つの作品に今迄培ってきた琴爪入れ制作の技術が詰まっています。花弁もおしべも紐先もガクも、みんな難しかったです。


どこから見ても綺麗です。

Saturday, April 10, 2010

琴爪入れ 紙風船・春駒

琴爪入れの紹介に戻ります。昨年度は琴爪入れをよく作りました。


「おもちゃシリーズ」です。紙風船と春駒です。おもちゃシリーズは2個しかありません。両者ともかなり小さいです。つるし飾りというよりもつり草飾りですね。


無地と柄物の配置に気を使いました。とても小さいので可愛いです。紐先の玉もかなりの小ささで作っていて指先が痛くなるほど。


春駒も小さかったです。たてがみが難しかったです。のほほんとした顔が気に入っています。内側はちゃんと袋になっています。


チャーミーが乗るとぴったりの大きさ?元気に育てよ!

Friday, April 09, 2010

人形のかつら

久しぶりに縮緬細工以外の話題です。


フローラちゃんの新しいウィッグを作ってみました。昔どこかで読んだ人形のウィッグ制作方法を思い出し思い出ししながら勢いで制作しました。


元の髪の毛の色は金髪で、遊んで何度も洗ったり、犬が髪の毛をむしったりしてボロボロになっていました。人形用の髪の毛のストックがいくつかあるので、その中から一番よく似合ったアーバンという色を選んでみました。


普通かつらはかつらキャップと呼ばれるメッシュのネットに髪の毛を縫い付けていきますが、そのキャップを持ってなかったので手持ちの濃い色のくるぶし丈ストッキング(もちろん未使用・笑)を代用にしました。


天辺の分け目のところとかに苦戦しましたが、ボリュームもほどよく完成。毛先は切らないでそのままにしています。そのうち気がむいたら切りそろえるかも。あと、やっぱりストッキングではなく専用のメッシュキャップを使った方が断然耐久性があっていいです。

Thursday, April 08, 2010

琴爪入れ ふきのとう・つくし

昨日に引続き「春の植物」シリーズです。ふきのとうとつくし。


実はまだ一度も自然のふきのとうを見たことがない私。。。食べたことがあるのかも謎。つくしは小さい頃によく集めてました。


ご覧の通り、とても複雑な構造になってます。パーツが多く、それらを組み立てていくにしたがって、だんだん形になっていくので楽しかったです。こんな面白い袋物って珍しいです。


覚悟はしていましたが、やはり細い!色々反省点もあります。ガクの根元をもっとキュッと引き絞った方がいいだろうとか、ガクは両面接着芯で2枚重ねの裁ち切りですが、細かくても縫って表に返した方が良かったんじゃないかとか。頭の緑の絞り縮緬が気に入っています。

Wednesday, April 07, 2010

琴爪入れ 菜の花・たけのこ

今回は「春の植物」のテーマより、菜の花とたけのこの琴爪入れです。


どちらも美味しいですよね。春の味覚です。


この菜の花のために薄い黄色と薄い緑色の染色をしまして、それがとても良い感じに染まったので嬉しかったです。さすがに花芯は小さくて細かく大変でした。花弁も枚数が多くてちょっと時間がかかりましたが、とても綺麗な仕上がりです。


私が一番最初に染色したのは、何を隠そうこの茶色とピンクの中間色です。古い黄ばんだ縮緬を漂白せずにローズピンクで染めましたら、染めムラは出来るわ、スチームで失敗するわで、ピンクというよりもたけのこ色っぽくなりました。
皮の重なりをくけ縫いするのが難しかったです。

Tuesday, April 06, 2010

琴爪入れ はと・すずめ

琴爪入れは4個作って公開、としています。「今回は○○シリーズ」という具合にテーマのようなものを決めて作っています。昨日のウグイスとヒヨコ、そして今日の鳩とスズメで「鳥さんシリーズ」でした。


毎回のことながら縮緬の配色と柄には悩まされます。リアルに忠実なもの、架空の色合いのもの、どちらが良いのか、出来てからのお楽しみ的なところがなきにしもあらず。


白を基調とし、羽部分に華やかな柄物をもってきました。羽裏は表の色と近い自家染色の縮緬を。綺麗な珊瑚色です。くちばしも濃い色に。鳩胸が印象的です。


鳥の中で一番好きなのがスズメ。あの茶色い丸い頭、ほっぺの黒い丸、ネクタイのような首もとの黒、一見地味な配色ですが実に可愛らしいです。縮緬のスズメは複雑な模様こそありませんが、近い茶色を羽に使いそれらしく仕上がりました。本当は頭を茶色くしたりほっぺに黒い丸をつけたりした方がいいのでしょうが、小さいのでおおまかな特徴を掴むだけにしています。

Monday, April 05, 2010

琴爪入れ うぐいす・ひよこ

お休みしている間に作ったものをどんどん載せていきます。しばらくは縮緬細工を載せますが、他にも色々作っているので、それらも順次紹介していきます。


うぐいすとひよこの琴爪入れです。結構小さいです。


とても小さいので出来てから驚きました。全体的にうぐいすの特徴をよく掴んでいると思います。縮緬の配色もしっとりと落ち着いていて気に入っています。


こちらも小さいです。ひよこ色が上手に染まりましたので喜びました。形よく見せるために中に綿を入れてあります。

Sunday, April 04, 2010

琴爪入れ 鯉・たこ

随分長いことご無沙汰しておりました。久々の更新です。


琴爪入れの鯉とたこです。縮緬細工には面白いものが多いです。


鯉は思ったよりも出来上がりが小さいです。口の中が袋になっております。青海波の縮緬がとてもぴったりな一品です。


たこはなんといっても足の吸盤のフレンチナッツが大変でした。100個以上のフレンチナッツはさすがに指先が痛くなりました。豆絞りのはちまきも、白地に水色の水玉模様の布を持っていたのでそれを使おうと思っていたのですが、いざ作る段階になって行方不明に。仕方がないので、これも水色のフレンチナッツを刺繍。足には針金がはいっているので、いろんなポーズが出来ます。

今年もどうぞ宜しくお願いします。

Wednesday, October 28, 2009

琴爪入れ 金魚・鯛




一雨ごとに寒くなっていきます。こんにちは。もうすぐ10月も終わり。そしてもうすぐハロウィンです。今年ハロウィンの仮装をされる方は大変ですね。

今日の画像は琴爪入れの金魚と鯛です。縮緬細工には魚モチーフが結構あります。特に金魚はアレンジがしやすいので、色んな形が見られます。

金魚はやはり赤の縮緬で作ってみたかったので、この濃い赤に白の絞り模様を使ってみました。黒を使って目元を変えれば出目金も作れます。尾ひれの形を複雑に派手にしても良さそうです。金魚のこの口が独特で、ちょびっとだけピンクの布をのぞかせるのですが、その加減が難しかったです。このピンクの布の中には細い紐が入っていて、それで丸いシルエットを出せるようになっています。小さい部分でしかも複雑です。紐先の丸を水色にしたのは、金魚の口から吐き出される水泡をイメージしました。

この鯛も唇がとても特徴的です。もう少し私の腕が良ければもっとリアルな唇になるのですが、この時点ではこれが精一杯。結構難しいです。威勢のいい尾と背びれが活きの良さを表しているようです。真っ赤の縮緬に金糸で刺繍した模様が目出度く映えます。袋の紐がピンクで可愛いのです。そして正面から見ると面白い顔ですね。

魚は唇がポイントですね。小さくややこしい場所なので、ここに注意して作るといいと思います。

Friday, October 09, 2009

編みぐるみ ソフトクリーム



一雨毎に寒くなっていきます。こんにちは。もう世間はハロウィン一色、所によりクリスマス一色です。ハロウィンは分かるけどクリスマスって。。。早すぎます。

今日の画像は5月に作ったものなのですが、編みぐるみのソフトクリームです。

たまにどうしても作りたくなるものがあります。今はバッグが作りたいのですが、この頃には編みぐるみのソフトクリームがやたらと作りたくてしょうがなかったです。実物大を編むための試作品として小さいのを作ってみました。ソフトクリーム部分を1色の毛糸にすると渦がよく見えないかと思って、チョコレートとバニラの2色にしてみました。頭の中ではだいたいどういう風に編めば綺麗な螺旋になるか分かっていたはずなのですが、実際にはそう上手くいきませんでした。それに思ったよりも長さが必要なようです。毛糸の太さも最後のツノ部分の出来に影響してくると思います。この太さの毛糸ならやはり実物大を編んだ方がいいですね。ミニサイズはレース糸でがんばった方がいいです。

ということで、また今度リベンジしたいです。

Sunday, October 04, 2009

琴爪入れ 座り鶴・亀



気付けばもう10月ですね。こんにちは。今年も残す所あと3ヶ月足らずですか、早すぎます。

今日の画像は琴爪入れの座り鶴と亀です。前回紹介した折り鶴と亀巾着と対になります。

鶴はとてもエレガントな姿で気に入っています。首に針金が入っていて、あの首の独特の曲がり具合が出せるようになっています。くちばしは黒い和紙を針金に巻き付けたもので、頭と目は縮緬を小さく切って貼付けてあります。羽や胴体の形が白鳥を思わせてしなやかで綺麗です。黒い尾羽は柄物の縮緬を使ってみました。

亀は前回の亀巾着で苦労したので作るのにあまり乗り気でなかったのですが、前回分からなかった内底の仕組みがやっと分かり、気分良く作れました。甲羅周囲のフリルは折りたたみの幅で1周クルリと取り巻くことが出来るかどうかがかかっているので、慎重になってしまいました。余るのはいいのですが足りないと悲しいですからね。甲羅部分の継ぎ接ぎは、布選びが楽しいです。緑を基調にしてみました。全体的に丸っこいゾウガメみたいな亀になりました。

Saturday, September 12, 2009

琴爪入れ 折り鶴・亀巾着





今日の画像は琴爪入れの折り鶴と亀巾着です。めでたい鶴と亀です。

折り鶴は直線的デザインですが、縮緬で作ると柔らかい印象になります。折り紙を両面色付きをイメージして、表は白地に赤の絞り、裏は薄いピンクにしてみました。形を整えるために内袋に綿を入れていますが、入れすぎると背中の部分が丸くなってしまうのでほどほどにですね。

亀巾着はとても苦労しました。内底を綺麗に縫い付ける方法がややこしくて試行錯誤しました。足と頭には針金を入れて形を整えます。シッポは厚紙に縮緬を貼付けたのですが、カーブがかかっているためどうすれば縮緬の布端が隠れるのか、これも小さいことながら難しかったです。巾着のひだの幅の間隔も難しかったです。布に直接穴をあけてリリヤンを通すのですが、この方法は耐久性の問題であまり好きではありません。金襴の飾りが前後についていますが、これは金襴を厚紙に貼付けているだけなので、すぐに布端がボロッとなってしまいます。ここまでかなり手こずりましたが、最後の最後で紐に房を作るのが、疲労のためかとてもめんどくさく感じました。

亀巾着のタイプはもう作りたくないと思っていたのですが、2日後に似たようなのをもう1個作りました。それは次回紹介します。

Thursday, September 03, 2009

琴爪入れ ほおづき・柘榴



日差しは強く夏らしいですが気温はぐっと控えめになり、外を歩くのも気持ちが良いです。こんにちは。こうしてどんどん冬になっていくんだなぁ。

今日の画像は琴爪入れのほおずきと柘榴です。前回の柿と松かさとで「秋シリーズ」になりました。

ほおずきの赤は赤に近い朱色、ということで前回の柿のために染色した「赤ふんどし色」の縮緬を使いました。ちょうどいい色です。外側は薄いオレンジの柄物の縮緬を使いました。中の実を厚紙に差し込んで縫い付けるのが難しかったです。それと紐先の飾りもほおずきです。とても可愛い小さいほおずきです。

柘榴は頂き物の縮緬を使いました。中の実の部分は柘榴の実に見えるように赤の鹿の子絞りを使い、皮の部分は黒地に渋い柄の縮緬を使いました。全体的にふっくらとしています。皮を一部剥いた状態なのですが、結構細かい作りになっています。頭の天辺のとげとげも実に写実的です。

Tuesday, September 01, 2009

琴爪入れ 柿・松かさ




9月になりました。こんにちは。暑さも一段落した感じがします。でもこれからもまだしばらくは真夏のような暑さが戻ってきたりするのでしょう。

今日の画像は9月で秋らしい作品の、柿と松かさの琴爪入れです。

柿は富有柿と呼ばれる四角い平べったい形のものです。これを作るために柿色に縮緬を染めました。が、染めた色が見事な赤ふんどし色になってしまい、それは使えないのでサフランで染めた濃いオレンジ色を使いました。柿の赤って微妙な色ですね。赤でもなくオレンジでもなく、鮮やかだけどちょっとくすんだ感じで。いつか柿色リベンジします。

松かさはパステルカラーで作ってみました。結構小さいパーツが多くて、作るのに3日くらいかかりました。色の組み合わせがとても難しかったです。底も可愛くなっていて、どこから見ても楽しめます。柿の縮緬は全て自分で染めたもので、松かさは一番上の濃い緑色だけ既製のもので、あとは自分で染色しました。濃い緑色は頂いたお着物をといた縮緬です。とても綺麗な色です。