Sunday, July 23, 2006
球体関節人形 自立
今日は球体関節人形についてです。画像は今制作中の1号君。先日初めて仮組みをして自立するか、一人でちゃんと座れるか確認しましたら、、駄目でした。理由をあれこれ考え、股関節の球を作り替え&足首の関節も少し手直しして、また仮組みをしました。その時の画像です。
球体関節人形の醍醐味は、一番にはやはり顔とか体のバランスの良さ、美しさがくると思うんですが、このように支えのスタンドなしでも自立したり座ったり出 来る所にもあります。製図から起こしてちゃんと全体のバランスを良くし、体の中心に1本の線が通るように意識して制作しないと自立してくれません。
その他にも自立するのに体の各関節部分の接合がきちんとされてないといけませんし、関節部分に入れられている太い針金の微妙な位置もある程度重要ですし、 パーツを繋ぐゴムの強さ等も考慮しないといけません。また座位も体と股関節部分が重要になりますし、ゴムのテンションも関係してきます。球の大きさや位置 などが難しいです。
それと同時に全身のラインも気になる所です。私は今回初めての人形制作なのにもかかわらず、何故か胴体部分に球を付けるという方法をとりました。こちらの 方が下半身のラインがきれいにでるとの噂を聞いたからです。ですが、実際には自立するのに結構難儀な思いをしましたし、横から見た時のお尻と足の付け根の ラインには問題が残りました。なんとか見れるようにはしましたが。
こうやって色々やってみないと分らない事って多いですね。とても勉強になります。
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