Thursday, April 20, 2006
球体関節人形 発砲スチロール
球体関節人形の芯を作っています。発砲スチロールってものすごい嫌な素材ですね。ボロボロとカスが出てくるし、切り口も汚 いし。カスなんか静電気を帯びているので服や手足に容赦無くくっついて作業の邪魔をします。ちょっと削る度に掃除機でウンウン吸わせているんですけど、椅子とか机にもカスがくっついて正直たまりません。
しかし2次元を3次元に移行するのって大変ですね。平面図では上手く人体が描けてるのに、発砲スチロールで人体を作るとその難しさに驚かされます。四角 い物体が出来てしまいます。でも人間の体って四角じゃないですよね。これは人形の芯、つまり粘土で人形を作るのですが、中は空洞になります。その空洞の部 分を発砲スチロールで作る訳です。
腰のあたりとか、もうどれくらい削っていいか分らずちょこちょこやってるんですけど、カスが笑える程でてくるし、時間も容赦なく過ぎていきます。思いっき りサクッと削っていくのがいいのでしょう。一日で頭と体を作ってみました。前から見たら左右対称になっていますが、後ろの特にお尻が左右対称じゃないで す。でもじっと見てたらどこを削っていいのか分らなくなります。
出来上がりを製図の上に置いて粘土の厚さが大体5mmくらいになる大きさに仕上げるのですが、何故か製図の完成線と一致してしまうこの不思議さ。。。もっと削れ、ということですね?
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