Thursday, October 02, 2008

10月のトップページ ネズミパパ




そろそろ半袖では寒くなってきました。こんにちは。10月に入ってから一段と冷え込んでまいりました。これからどんどん寒くなっていくんですよね。

今日の画像は10月のトップページのネズミパパです。海賊になっています。

海賊は特徴があり作るのが楽かと思っていました。海賊帽子、眼帯、フック。この3つがおおまかな特徴です。この3つがそろえば一目で「海賊だ!」と分かりますね。しかし、一つ一つが結構込み入った作りになっています。

まず海賊帽子ですが、ただの黒い帽子にしてしまうとメリハリがなく面白みに欠けます。黒い帽子を引き立てるメリハリが重要になってくるとは作るまで知りませんでした。また大きな耳があるために、形をくずさずに作るのも大変です。帽子の下に赤いバンダナを巻いているように見せたり、髑髏マークを際立たせたり、白い縁取りをすることで海賊帽子がより海賊帽子らしく見えてきます。バンダナ風というのがフェルトという素材のために難しかったです。また髑髏はネズミの形にしてあるのですが、とても小さいものなので目の穴をあけるのが大変だったりしました。髑髏の歯はネズミの前歯と同じく2本になっています。

眼帯にも髑髏マークを入れた方がいいかなと思ったのですが、髑髏が2つも近くに並ぶとくどいのでやめました。何もつけないととても寂しいので、金色のハートのスパンコールをつけてみました。眼帯をとめている紐はミシンにも使えるくらいの細いゴムです。本来人形の衣装のシャーリング等で使うものですが、まさかミニチュアの海賊の眼帯に使えるとは思ってもいませんでした。紐よりもフィットしますしとてもいいものです。

海賊の船長の衣装は白いフリフリのブラウスと膝丈の黒いズボンですがこれらは作りませんでした。動物に人間の服をきっちり着せるのが嫌いなためです。何もないと帽子や眼帯にばかり目がいくので、赤いサッシュを巻くだけにしました。フェルトなので端に細かい切れ込みをいくつも入れてフリンジっぽくしました。

フックを作ろうかどうしようか悩んだ末に作りました。針金でフック部分を作りたかったのですが、あの滑らかな先が尖ったフックは樹脂粘土以外だと出せないと思ったので(レジンとかそういうのもありますが)、金色の樹脂粘土でフック部分を作り、付け根に細い針金を横に1本通してオーブンで焼き固くしました。それを黒いフェルトで作ったパーツにつけ、針金部分で中で固定してあります。黒いパーツは本来はカフスに見立てます。カフスなら両手首に作ったほうが良かったんじゃないかと、今になって気づきました。

1 comment:

Levittown Cleaners said...

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