Monday, January 08, 2007

球体関節人形 ラップ巻き


今日は球体関節人形の芯にラップを巻くについて書きます。画像はラップを巻いた発砲スチロールの芯です。これについてこれと言って特筆すべきこともないのですが、何故か丁寧に写真まで撮っていたようなので載せてみます。

発砲スチロールで芯を削り、大きなパーツ、胴体や足にはラップを巻きます。これは後に粘土と発砲スチロールを分離させる時に作業がしやすいようにするためです。その他にも発砲スチロールそのものに粘土を巻き付けていくよりも、ラップを巻いていた方がやりやすいようにも思います。ほんのちょっとの違いですが。

私は普通の料理用のサランラップを使っています。適度な大きさに切ったラップをスチロール芯にぴったり密着するように巻き付け、最後はテープでとめます。これがなかなか難しく、いつも格闘しています。芯とはいえ結構細かく作り込むので、表面に凸凹が多く、密着させるのは非常に難しいです。切り込みを入れたりして出来るだけ密着させるといいみたいです。巻き付けた後に、軽くコンロの火であぶるとラップがキュッと縮まってスチロール芯に密着します。これが私は下手糞でありまして、火力が強すぎるのか火に近づけ過ぎなのか、ラップが溶けてしまいます。溶けて穴があいた部分はテープを貼ってふさいでいます。酷い時にはスチロール芯も溶けてしまい、せっかく綺麗に作り込んだスチロール芯が変形してしまうことも。。。コンロだと駄目かとライターの火やろうそくの火でもやってみましたが、結果は同じ。距離をとってササッと軽くあぶるのがコツみたいです。でもあまり離したりあぶる時間が短すぎるとラップが密着してくれない。。

足のスチロール芯は比較的表面が平らなので、ラップ巻きが楽です。腕と頭、手足には巻きません。それらはスチロール芯をかきだす形になるからです。足や胴体はスチロール芯を「はずす」形になり、きれいにはずしたスチロール芯は再利用できます。

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