Wednesday, May 27, 2009

人形の着物制作 その2 長襦袢完成



今日の画像は人形の長襦袢完成写真です。ここまでは怒濤の早さで縫い上げました。理由はチャコペンです。

日本にいるお友達が面白いチャコペンを送ってくれたのです。和裁はヘラで印をつけるのですが私はヘラを持っておらず、その他にもかけはりも持っていませんでした。そのお友達がヘラとかけはりを送ってくれた時に一緒にチャコペンも送ってくれたのです。そのチャコペンというのが、「時間が経つと消える」というもの。早く消えるのと遅く消えるのがあって、そのうちの遅い方を下さいました。ペンタイプで印付けが楽々ですし、水で消さなくても消えるのはとても有り難いです。ヘラで付けた印がよく見えなくて、このチャコペンも一緒に使いました。

2日〜1週間で消える、とのことでしたが、なんと一晩で消えかかってしまい焦って襦袢を縫ったのです。いつもはまとめて裁断まとめて印付けをしておいてからゆっくり縫っていくのですが、ゆっくりしていると印が消えてしまうのです。着物の時は縫える範囲で下準備をすることにしようと決めました。焦りますがとても便利な道具です。手の遅い自分にはぴったりのアイテムだと思いました。

で、完成した長襦袢です。初めての和裁で(なんちゃってでしょうが)どうなることかと思いましたが、総手縫いでも大変じゃなくスムーズに作れました。ミシンを使う方がかえって手間取るんじゃないかと思いました。襦袢に半襟も縫い付けたのですが、半襟生地は撫子と桔梗の地模様の白い縮緬です。襦袢生地の赤い結び文模様が薄らと透けて見えて面白いことになりました。半襟はいつでも付け替えられるので、また色々やってみたいですね。

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