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今日の画像は琴爪入れの折り鶴と亀巾着です。めでたい鶴と亀です。
折り鶴は直線的デザインですが、縮緬で作ると柔らかい印象になります。折り紙を両面色付きをイメージして、表は白地に赤の絞り、裏は薄いピンクにしてみました。形を整えるために内袋に綿を入れていますが、入れすぎると背中の部分が丸くなってしまうのでほどほどにですね。
亀巾着はとても苦労しました。内底を綺麗に縫い付ける方法がややこしくて試行錯誤しました。足と頭には針金を入れて形を整えます。シッポは厚紙に縮緬を貼付けたのですが、カーブがかかっているためどうすれば縮緬の布端が隠れるのか、これも小さいことながら難しかったです。巾着のひだの幅の間隔も難しかったです。布に直接穴をあけてリリヤンを通すのですが、この方法は耐久性の問題であまり好きではありません。金襴の飾りが前後についていますが、これは金襴を厚紙に貼付けているだけなので、すぐに布端がボロッとなってしまいます。ここまでかなり手こずりましたが、最後の最後で紐に房を作るのが、疲労のためかとてもめんどくさく感じました。
亀巾着のタイプはもう作りたくないと思っていたのですが、2日後に似たようなのをもう1個作りました。それは次回紹介します。
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