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画像はしばらく載せていなかった球体関節人形です。あれから無事に自立&座位が出来るようになり、丁寧に磨いてから下地&上塗りをしました。写真は上塗りが終わってこれから彩色を施す所です。
磨きは350番の紙ヤスリで表面の凸凹をならし、1500番の紙ヤスリでツルツルに磨きました。それから表面にある小さな凸凹(紙ヤスリで平らにならない くらいの凸凹)をまた粘土で埋めていき、乾燥後に紙ヤスリの刑にかけます。終わったら濡らしたガーゼを固く絞ったもので表面をきれいに拭き、細かい粒子の 粉をなくします。
それから下地&上塗りです。ジェッソとモデリングペーストを1:5の割合で混ぜたものに、全体の2割りに相当する木工用ボンドを混ぜ、さらにそこにアクリル絵の具で作った濃い目の肌色(褐色に近い)を少しずつ混ぜていきます。そこに水を足して薄めそれを6度塗りしました。
実はこの方法をとる前にジェッソを下地にして3度塗りし、その上に色を付けたモデリングペーストを4度塗りくらいしたのですが上手く行かずに、やり直しを する羽目になりました。塗ったものを全部剥がさないといけなかったのですが、ジェッソとモデリングペーストの性質のためか、比較的簡単に剥がせました。仕上がりがゴムのようになるものだったからです。
6度塗りをした後は、手に塗料がつかないくらいに乾燥させ、表面が凸凹になりますので濡らして固く絞ったガーゼでこするようにして平らにします。ガーゼだ けでは平らにならないので、紙ヤスリを駆使して出来るだけツルツルになるように磨きます。消しゴムのカスのようなものがボロボロでてきます。結構分厚く 塗っておかないとこの段階で下の粘土が出てきてしまいます。そうなったらまた塗料を何度も重ね塗りして磨くの繰り返しを部分的に行います。
画像はそれが終わってやっと彩色に入る所です。人形は一応完成しました。これから衣装を縫います。これがまた大変なんだなぁ。
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